それを象徴していたのが、アメリカの『TIME』という雑誌。毎年『TIME』誌は年間を通じて最も活躍した人物を決定する「Person of the Year(今年の人)」として選びます。2006年の「今年の人」として評価されたのは「You(あなた)」でした。つまり、SNSに参加する不特定多数の「あなた」であり、YouTubeに動画をあげる「あなた」。この不特定多数の人たちが、2006年にアメリカが、そして世界が選んだ「今年の人」だというわけです。これがまさにWeb2.0というのをそのまま表しています。この流れは、2007年、2008年としばらく続いていくでしょう。