TOP>キャリアアップ> 第36回:どこが一番?7大都市別エンジニアの働き心地チェックIT転職百科事典第36回:どこが一番?7大都市別エンジニアの働き心地チェック編者:Tech総研 2007/7/18次のページ 全国主要7都市、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡のうち2カ所以上で勤務経験があるエンジニア100人にアンケートを実施。「エンジニアにとって働き心地のよい都市とは?」という視点から各都市を徹底比較してみた。その結果は、本人の体験によるところが多いが、総じて物価と給与のバランスでは東名阪の各大都市の評価が高かったものの、生活環境については、札幌、仙台、福岡など地方都市も健闘。これらの結果を踏まえ、県民性研究の第一人者である矢野新一氏にコメントをいただきながら、それぞれの都市の特徴について考察した。株式会社 ナンバーワン戦略研究所 所長矢野新一氏1949年東京生まれ。専修大学経営学部(コンピュータ経営管理)卒。(株)ランチェスターシステムズにて活躍後、1985年に独立。(株)ランチェスター戦略研究所を、1990年には(株)NO.1戦略研究所を設立。現在に至る。マーケティング販売戦略の第一人者として東奔西走中。特に地域戦略やランチェスター戦略に関しての理論や指導はナンバーワン。県民性研究の第一人者としても名高い。著書に『おんなの県民性』(光文社新書)、『都道府県別ヒット商品の法則』(青春出版社)など多数。アンケート結果を分析すると、札幌は気候がよく過ごしやすい都市。のんびりした気質で物腰が柔らかい人が多く、基本的に壁を作らない。そのため、人間関係は非常に良好。また、仕事に集中してじっくり取り組める環境が整っている点もエンジニアにはうれしい。満員電車とは無縁の生活で通勤時間は快適そのもの。また、周囲に心身共に癒やされる観光地が多数あるため、プライベートも充実している。札幌市内は栄えており、ショッピングや遊びにも事欠くことがないことがわかった。ただし物価がさほど安いわけではなく、その割に給与が低い傾向があり、東京から札幌に転勤すると地域係数として従来の給与から1割減給される会社も中にはあるとのこと。また、エンジニアとして得られる情報の質と量の点で、今回のアンケートにおける満足度は他の都市と比べ若干、低めの傾向が見られた。東京と比べると確かに仕事の質に不満はあるが、緊張に満ちた東京の生活とは正反対ののんびりとした環境を手に入れられる。(運用、監視、テクニカルサポート、保守/42歳)札幌は、賃金は若干安いものの、周辺に心身を癒してくれる観光地等がたくさんある。(ネットワーク設計・構築/37歳)一生エンジニアとして過ごせる場所。気候も良く人間関係も良好、またショッピングや遊びにもことかかない。(システム開発/31歳)札幌では、結婚式も90%が会費制であったり、価格意識が強いため価格競争も激しく、消費者にはありがたい都市です。また、余暇を満喫するために移動時間をさほどかけずして観光地へ遊びに行けたりと、非常に合理的な都市です。そのため、合理的気質な方が多いエンジニアにとっては相性がよい都市と言えるでしょう。さらに、札幌人は、大人しい男性が多く、程よい距離感を保った人間関係が特徴です。そのため、表面上の付き合いは非常に楽です。エンジニアがのびのびと自分らしく仕事に取り組める都市です。ただし、家族で移り住むには慎重に情報収集することが必要だと思います。子供の進学先に難がある地域もあり、離婚率が高めだからです。アンケートによれば、全体の和を重んじる人が多いせいか、人間関係のいざこざは少ないとのこと。また、親切な人が多くて面倒見がよい人も多いため、丁寧に仕事を教えてもらえる。その際、自分がもっているスキルを出し惜しみしないため、人から学ぼうという意欲がある人に向いているようだ。基本的に、ゆとりある仕事ができる環境が整っている。家賃は安めで通勤電車も混雑しておらず、また車通勤も快適。のんびりした働き方が性に合うエンジニアとの相性がいいらしい。ただし仕事の案件自体が少ない傾向にあり、セミナーなども少ないため、最新の情報を得にくいことも。また人が少ないためか、エンジニア本来の仕事だけでなく事務仕事なども任されるケースもあるようだ。プライベート含め環境がいい。(社内情報システム、MIS/31歳)人が少ないせいもあり、親密な人間関係を築ける。(機械・機構設計、金型設計/33歳)一番なじめた都市。別業務を手がけている人なのに親切に仕事を教えてくれたりと、人がやさしい。また、会社自体も社員のスキルアップを図ってくれていた。(システム開発/43歳)仙台人は、保守的な考えの人も少なくなく、東北の中心地として、独自の文化を有しているため、新しい情報が盛んに交流されているとは言えません。実際、開催されるセミナーなども少なく、スキルアップを望むエンジニアや、常に最先端の情報を仕入れようとするエンジニアの方は自分で勉強を続けていくことが必要でしょう。ですが、その一方で、人当たりもよく忍耐強く、大らかな気質の人が多いため、仕事やプライベートで嫌な思いをすることは少なく、仕事そのものは非常にやりやすいでしょう。住環境も通勤環境もよく、今の自分を生かして、マイペースに心地よく仕事に取り組みたいと考えているエンジニアにはいいのではないでしょうか。ではエンジニアにとっての理想の都市とはどこにあるのか。東京、名古屋、大阪、広島、福岡ではどうなのかを調べた結果は… 続きはこちら>>次のページIT転職百科事典第1回都心vs地方の最大格差は2割! 地域別年収差を徹底比較第2回もしも平賀源内が35歳でレジュメを書いたら第3回KDDIテクノロジー斉藤社長が欲しい「究極のレジュメ」第4回一般人理解不能…ここまでズレてる「エンジニア時間」第5回大手ITベンダー“在宅勤務”一斉導入の真意第6回IT業界の給与格差を探る!元請と下請でいくら違う?第7回仕事の“やり損”を回避せよ!世渡り上手な自己PR術第8回外国人のホンネ「ソコがヘンだよ!日本人エンジニア」第10回業種明暗も!2006年冬のエンジニアボーナス平均80万円第11回梅田望夫氏が提案“2007年ITエンジニア進化論”第12回年収250万円未満で働く30代エンジニアの胸の内第13回人事が証言!大手が若手IT技術者を欲しがる理由第14回転職で年収アップを狙え!大作戦/レジュメ・面接編第15回世界に知られるオープンソース言語「Ruby」を作った、まつもとゆきひろ第16回次世代Webサービスの本命、SNSの展望第17回男性の皆さんわかってよ!女性SEの仕事へのキモチ第18回バブル時代が懐かしい?エンジニア福利厚生の実情第19回IT企業の悪しき慣習を破る!技術屋社長の社内制度第20回「あるある」「ねーよ!」巷のエンジニア都市伝説第21回登大遊@PacketiXは好奇心の振幅が非常に広い第22回職種別 採用天気予報 [07年4〜6月期]第23回2万人の年収比較!IT系職種は本当に給料が安い?第24回我ら“クレイジー☆エンジニア”主義!世界初!量子テレポーテーションを成功させた古澤明第25回IT系300人に質問☆○○だと思う企業ランキング第26回”ヒーローエンジニア”を探せ!大ヒットmeromero parkのFLASHエンジニア第27回新人は知らない…先輩エンジニアの黒い教育活動記第28回本当にあった!ITエンジニア垂涎の極上オフィス環境第29回外資系だけじゃない!海外と関わるIT技術者の仕事第30回俺もお前もアイツも危ない“メタボリックエンジニア第31回エンジニアに「イラっときた」瞬間<診断ツール付き>第32回最先端技術を駆使する外資系サポートエンジニアの実力第33回川合史朗@Gaucheは、ハワイで俳優をしている第34回アクセンチュア程社長もプログラミングから始まった第35回外資系SIerとソフトハウスの給与はどれだけ違う?第36回どこが一番?7大都市別エンジニアの働き心地チェック第37回大ヒット会計ソフトを生んだ役員も“さん”づけの職場第38回職場内SMタイプを見極めて、人間関係2.0を目指せ第39回エンジニアを魅了するノベルティコレクション・07夏第40回「職場のいじめ」エンジニア的対策マニュアル第41回隣の女性SEは何タイプ?職場のシーン別接し方入門第42回30歳年収1000万エンジニア51人のキャリア図鑑第43回スゴ腕?下請け任せ?SEのプログラム愛情度チェック第44回与えられた環境の中でも道を見いだしたT.Mさん第45回竹内郁雄@Lispハッカーは、日本のゲルトミューラーだ