ボーランド、Windows Vistaに対応したInterBaseを発表
Windows VistaCodeGear組み込みデータベース
2007/3/30 11:00
組み込みデータベースとしてさらなるパフォーマンスと信頼性の向上を実現
ボーランド デベロッパーツールズ事業本部(CodeGear)は、組み込み向けのデータベース「InterBase」の新バージョン「InterBase 2007日本語版」を発表した。
この新バージョンではWindows Vistaにも対応したほか、ジャーナリングによる柔軟なデータベースリカバリ、Core Duoサポートなどを含むさらなるパフォーマンス向上などを実現しているという。
InterBase 2007の主な新機能は以下の通りになる。
- 信頼性の向上
- 短期的なデータリカバリと長期的なデータリカバリの双方に対応し、データベースの信頼性、耐障害性を向上。
- パフォーマンスの向上
- バッチアップデート、クエリの最適化などによりデータベースアクセス効率を向上。
- 開発のサポート
- Developer Editionの提供、Delphi、C++Builder、JBuilderといったCodeGearの開発ツールへの統合により、InterBaseを活用したアプリケーション開発を支援。
なお、提供されるエディションは、リモートアクセスに対応したInterBase 2007 Server Edition、スタンドアロン環境に適したInterBase 2007 Desktop Editionに加え、InterBaseを利用したアプリケーション開発のための開発用製品InterBase 2007 Developer Editionを提供する。Developer Editionについては、CodeGearのWebサイトから無償でダウンロードすることができる。
価格は、InterBase 2007 Server日本語版が4万950円(税込み)、InterBase 2007 Desktop日本語版が9,450円(税込み)になっており、追加ライセンスなどに関しては価格帯が異なる。
(ThinkIT編集局 安詮院 康広)