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| 今回は | ||||||||||||||||||
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前回は、従来のBIを補完する「リアルタイムBI」について、そのコンセプトと実現に向けた様々なアプローチについて紹介した。今回は、オープンソースのビジネス・インテリジェンス(BI)という新たな潮流について解説する。 |
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| オープンソースの業務アプリケーション | ||||||||||||||||||
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オープンソースといえば、真っ先に思い浮かべるのはLinuxであろう。しかし今や、オープンソースはLinuxだけにとどまらず、アプリケーションサーバのJBossやデータベースのMySQLに代表されるように、商用ソフトウェアを凌駕する勢いでシェアを伸ばしており、今後もその利用分野は拡大すると予想される。 こうした中で現在、米国を中心にオープンソースの活用が注目されているのが業務アプリケーションの領域である。中でも先行しているのがERPやCRMであり、ERP/CRMソフトの「Compiere」、CRMの「SugarCRM」という名前に聞き覚えのある方も多いのではないだろうか。これらは既に日本語化プロジェクトも開始されており、高価なライセンス費用を支払う余裕のない中小企業を中心に受け入れられる可能性は高い。 では、次にくるオープンソースの業務アプリケーションは何であろうか。どうやら、「次はBIになる」というのがオープンソース業界の大方の見方である。 オープンソースのBIソフトとしては、日本ではアイエイエフコンサルティング社が開発したOpenOLAP(注)というソフトが有名であるが、今回は米国を中心として開発が進められているオープンソースのBIプロジェクトをいくつか紹介する。
注:OpenOLAPについての詳細は以下の連載を参考にしてください。
システム企画担当者のためのBIシステム導入の勘所 |
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| 先行するレポーティングツールに加え、包括的なBIツールも登場 | ||||||||||||||||||
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現在、オープンソースのBIに分類されるプロジェクトは、大きく分けて「レポーティングツール」「DWH(ETL含む)」「包括的なBIツール」の3つに分けられる。主なオープンソースのBIプロジェクトを表1にまとめる。
表1:オープンソースのBIプロジェクト 表1の中でレポーティングツールに分類されるのがBIRTとJasperReportsであり、DWHに分類されるのがBizgres、包括的なBIツールがPentahoとSpagoBIとなる。今回はこの中から、BIRTとJasperReports、Bizgresを取り上げ、プロジェクトの背景や機能概要、アーキテクチャなどについて紹介する。 なお、個々のプロジェクトの詳細や使い勝手などについては、実際にサイトにアクセスして、ダウンロードすることをお勧めする。 |
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