fish-shell.comは9月3日(現地時間)、コマンドラインシェル「fish 4.9.0」をリリースした。また、9月4日には「4.9.1」、9月5日には「4.9.2」がリリースされている。
「fish」は、構文の強調表示、入力履歴を利用した自動提案、タブ補完などを標準で備えるオープンソースのコマンドラインシェル。Linux、macOS、BSDのほか、WSL、Cygwin、MSYS2などにも対応する。
「fish 4.9.0」では、タブ補完やキー割り当て、略語、Viモードなどの対話操作が改善された。スクリプトではリストの添字を入れ子にできる場面が拡大されたほか、角括弧の処理や変数の一時設定に関する動作も修正されている。
「fish 4.9.0」のハイライトは次の通り。
〇応答の遅いシンボリックリンクを含むディレクトリでタブ補完が遅くなる問題を修正
〇略語に説明を設定し、補完候補の一覧へ表示できるように変更
〇kittyなどのターミナルでShift+SpaceとSpaceを個別に割り当て可能に変更
〇Konsoleではkittyキーボードプロトコルを要求しないように変更
〇Viモードの「cF」「cT」コマンドを修正
〇リストの添字内で別のリスト添字を利用できる場面を拡大
〇エスケープされた角括弧や、変数に含まれる閉じ角括弧の処理を修正
〇組み込みヘルプが上書きされた「man」関数を使用するように変更
〇Cライブラリ由来のエラーメッセージで日本語と中国語の翻訳が機能しない問題を修正
など。
fishは、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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