ライブLinuxシステム「Grml 2026.09」リリース ─ Linuxカーネル7.1.8を搭載

Debian testing「forky」を基盤に、exFAT形式のUSBからの起動にも対応

9月8日 23:50

 Grml development teamは9月3日(現地時間)、DebianベースのライブLinuxシステム「Grml 2026.09」をリリースした(コードネーム"Hättiwaritätti")。

 Grmlは、システムの管理や導入、障害からの復旧などに必要なソフトウェアを収録した起動可能なライブシステム。ストレージへインストールすることなくUSBメモリやネットワークなどから起動して利用できる。

 「Grml 2026.09」は、2026年9月3日時点のDebian testing「forky」を基盤とする正式な安定版。Linuxカーネル7.1.8やGNU Screen 5.0.1を収録し、ハードウェア対応と従来版の不具合修正が施されている。ライブシステムの構築ツール「grml-live」には、ビルド方式やコマンドライン構文に関する大きな変更が加えられている。

 「Grml 2026.09」のハイライトは次の通り。
〇Linux 7.1.8をカーネルとして採用
〇GNU Screen 5.0.1に対応した設定を採用
〇exFAT形式のUSBデバイスから起動できるようinitramfsを強化
〇grml-liveのビルド環境でLinuxユーザー名前空間を必須化
〇grml-liveのコマンドライン構文を刷新し、「grml-live.conf」の読み込みを廃止
〇grml-liveのchrootベースのワークフローを一時的に非対応化
〇grml-liveをgrml-full ISOから削除し、残っていたi386対応も廃止
〇grml-debootstrapのダイアログでDebian forkyを選択可能に変更
〇GPTおよびRaspberry Piイメージで再現可能な固定ディスク識別子に対応
〇GRUBのフックファイルと追加オプションの処理を改善
〇古い「save-config」「restore-config」スクリプトを削除
など。

 「Grml」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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