「KaOS 2026.09」リリース ─ Dinit中心のシステム構成を強化
Niri/Noctalia 5.1を採用、全体の約70%を新ツールチェーンで再構築
9月14日 22:52
KaOS Development Teamは9月12日(現地時間)、Linuxディストリビューション「KaOS 2026.09」をリリースした。
「KaOS」は、QtとKDEアプリケーションに重点を置き、独自に構成されているx86-64向けのローリングリリース型Linuxディストリビューション。パッケージ管理にはpacmanを採用し、現在はDinitとNiri/Noctaliaを中心とするシステムを提供している。
「KaOS 2026.09」は、Dinitを全面的に採用した2番目の安定版となっており、起動、セッション、デバイス管理の構成を見直し、systemdへの依存をさらに縮小した。
「KaOS 2026.09」のハイライトは次の通り。
〇Dinit 0.22.1、Turnstile 0.1.11、seatd 0.9.3を採用
〇systemdの利用を主にudevとtmpfilesへ限定
〇ディスプレイマネージャーとしてgreetdとコンソールベースのTuigreetを採用
〇Niri 26.04とNoctalia 5.1.0を収録
〇Noctaliaにスクリーンショット編集やモバイルデータ管理機能を追加
〇GCC 15.3、Glibc 2.43、Binutils 2.46.1による新ツールチェーンを採用
〇Linux 7.1.13、Qt 6.11.2、KDE Applications 26.08.1、Mesa 26.2.2を収録
〇標準ブートローダーをLimineへ変更し、systemd-bootを選択肢から削除
〇Calamaresインストーラーを純粋なWayland環境へ対応
〇Qt 6ベースとなったAudacity 4を再収録し、Tenacityを置き換え
など。
「KaOS 2026.09」はx86-64で動作する。ISOイメージはWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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