Google、オープンソースのプログラミング言語「Go 1.7」をリリース
2016年8月18日(木)
Googleは8月15日(現地時間)、オープンソースのプログラミング言語Goの正式版、「Go version 1.7(Go 1.7)」をリリースした。
Goは、Pythonのようなダイナミック性と、C/C++のようなコンパイル言語の特徴を併せ持ったプログラミング言語。コンパイラとランタイムライブラリから構成されており、短時間でコードのコンパイルが可能。並列プログラミングもサポートしている。インタプリタ言語とコンパイル言語の長所を採り入れ、新たなポジションの確立を目指している。
Go言語は、Windows、Mac OS X、FreeBSD、Linux、Androidのほか、DragonFly BSDやSolarisに対応している。「GO 1.7」では、コンパイラのバックエンドが刷新されたほか、コンテキストパッケージにおけるリポジトリの移動、Linux/IBM zSystems(s390x)向けのポーティングの追加など、複数の機能強化が施されている。
「Go 1.7」は、BSDベースの独自ライセンスの下で、Linux版とMac OS X版がオープンソースでWebサイトに公開されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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