Linux上でWindowsアプリケーションを動作させるソフトウェア「Wine 3.3」リリース

2018年3月9日 1:07

Wine HQは3月2日(現地時間)、x86アーキテクチャ上の LinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェアWineの最新版、「Wine 3.3」をリリースした。「開発版」としてのリリースとなる。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、エミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

Wine 3.3では、新しい3D API規格「Vulkan」をサポートしたほか、SDL経由のゲームコントローラへの対応、ドライバの強化など、複数の強化が図られている。

Wine 3.3は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースアナウンス(英語)

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

この記事をシェアしてください

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る