Checkmarx、紛らわしい名前のつけられた悪意あるPythonパッケージについて注意喚起
2023年11月22日(水)
Checkmarxは11月16日(現地時間)、Python開発者を標的とした悪意あるPythonパッケージの配布を複数確認したと発表した。
悪意あるパッケージは、概ね半年前から配布されていたと見られており、4000回以上ダウンロードされている模様。
Checkmarxの調査によると、確認されたパッケージは27種。名称は「pyefflorer」、「pyhulul」、「pyjio」、「pyioler」、「pytasler」、「kokokoako」、「pyalsogkert」、「pyioapso」、「pykokalalz」、「pyhjdddo」、「pyktrkatoo」、「pytarlooko」、「pystallerer」、「pykooler」、「pyowler」、「pylioner」、「pystob」、「pyminor」、「pyjoul」、「pyghoster」、「pypiele」、「gogogolokl」、「lalalaopti」、「pyclack」、「pywolle」、「pywhool」、「pywool」とされている。これらの名称は、既存の著名なPythonパッケージに似せてつけられており、ユーザの入力ミスを誘いやすいようになっている。
Python開発者はパッケージ利用時に注意することが求められる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
記事本文
その他のニュース
- 2024/11/21 Arch Linuxのメニューベースのインストーラ「archinstall 3.0」リリース
- 2024/11/21 「LibreOffice 24.8.3 Community」リリース
- 2024/11/21 Fortinet、悪意のあるMicrosoft Excelドキュメントを利用したフィッシングキャンペーンについて注意喚起を発表
- 2024/11/19 「AlmaLinux OS 9.5」リリース
- 2024/11/18 Linuxカーネル「Linux 6.12」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。