OpenSSHに脆弱性、修正された「OpenSSH 7.1p2」がリリース

2016年1月15日(金)

OpenSSHにメモリリークが起こる可能性のある脆弱性が発見された。OpenSSHは1月14日(現地時間)、この脆弱性を修正した「OpenSSH 7.1p2」をリリースした。

この脆弱性は、「ローミング」と呼ばれる機能を有効にしている場合に現れる。この脆弱性を悪用されると、秘密鍵などメモリ内のデータが盗まれる危険性が盗まれる。

この脆弱性は「OpenSSH 5.4」から「OpenSSH 7.1」に存在する。該当するバージョンを利用している場合には、アップグレードやパッチを適用する必要がある。なお、「/etc/ssh/ssh_config」に「UseRoaming no」と記述することで、この脆弱性を一時的に回避することができるという。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
undeadly.orgの記事
OpenSSH 7.1p2

※本ニュース記事はびぎねっとITニュースから提供を受けて配信しています。
転載元はこちらをご覧ください。

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る