Microsoft、本物のLinuxカーネルを搭載した「Windows Subsystem for Linux 2」を発表

2019年5月9日(木)

Microsoftは5月6日(現地時間)、「Windows Subsystem for Linux 2」を発表した。

 「Windows Subsystem for Linux(WSL)」は、LinuxのELF64バイナリをWindows 10で実行する仕組み。従来の「WSL」ではLinuxエミュレータで動作していたが、「Windows Subsystem for Linux 2(WSL 2)」では、アーキテクチャをほぼ全面的に刷新し、本物のLinuxカーネルを利用して軽量な仮想マシンユーティリティ内で実行するという仕組みになる。ここで用いる仮想マシンは軽量なもので、処理速度は従来のWSLとさほど変わらないとしている。
 
 「Windows Subsystem for Linux 2」は、6月末までに「Windows Insider Program」から提供される予定。

(川原 龍人/びぎねっと)

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