サイバートラスト、製造業向けIoT 用Linuxおよび製品の長期利用支援サービス「EM+PLS」を発表
2019年7月11日(木)
サイバートラストは7月9日、IoT機器の長期使用を実現するサービス「EM+PLS」を2019年秋より提供すると発表した。また、同サービスを構成する要素として、組み込み向けLinux OS「EMLinux」の試用版を提供開始する。
「EM+PLS」は、3つの要素を長期にわたって提供し、IoT 製品の長期間・継続的な提供を支援するサービス。
○長期的にファームウェアアップデートができソフトウェアの脆弱性対応が可能な組み込みLinux とその仕組み
○国際機関認定の認証局が運営するIoT認証基盤で信頼の起点を担保し、IoT機器が本物であることを担保するトラストサービス
○IoT 関連の法改正や変化するコンプライアンスに対応し、製造から廃棄までのサプライチェーンをトラストチェーンに変えるツール群
EM+PLS はコア機能であるEMLinux 試用版をWebサイトに公開している。同社はEMLinuxについて、パートナーや企業ユーザーに対して使用感などのフィールドテストを行い、2019年秋のサービス提供開始を目指すとしている。また、提供開始後も機能拡張を含め段階的にアップグレードを実施する。
(川原 龍人/びぎねっと)
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