Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発 3

Eclipseの基本操作

Eclipseの基本操作

次に、Eclipseで開発していく上で、最低限知っておくべき基本操作について説明します。


ファイルとエディター

ファイルを開くには、パッケージ・エクスプローラ(あるいはナビゲーター)ビュー 上で、ファイルをダブルクリックします。そうすると、拡張子(あるいはファイル名のパターン)に関連づけられたデフォルトのエディターが開きます (.javaの場合はJavaエディター)。開くエディターを指定したい場合は、ダブルクリックするのでなく、「右クリック→アプリケーションから開く」 からエディターの種類を選択します(図4)。

  アプリケーションから開くエディターを選択

図4:アプリケーションから開くエディターを選択

  

「アプリケーションから開く」から、選択できるエディターの種類は次のものです。

 

名前 説明
任意のエディター ファイル名に関連づけれれたエディター。例えばbuild.xmlという名前のファイルの場合は画面のようにAntエディターが表示される。
テキスト・エディター シンプルなテキストエディター
システム・エディター OSのエディター。例えば、拡張子がxlsであれば外部のEXCELを起動して開く
In-Placeエディター Eclipseウィンドウ内で開く。例えば、拡張子がxlsであれば、Eclipseのウィンドウ内でEXCELを開く
デフォルト・エディター デフォルトのエディター。ダブルクリックした場合と同じ

 

表2:アプリケーションから開ける種類

 


設定画面とプロパティー画面

Eclipseで種々の設定を行うには設定画面(プレファレンス画面)とプロパ ティー画面という2種類の場所があります。設定画面は「Eclipse全体」の設定を行う場所で、プロパティー画面は、「プロジェクト」、「フォルダ」、 「ファイル」といった個々のリソースに対する設定を行う場所です。


設定画面(プレファレンス画面)

設定画面の例として、Javaエディター上に行番号を表示する手 順を説明します。まず、設定画面は、Eclipseのメニューから「ウィンドウ→設定」を選択して開きます。設定画面のダイアログの左側に、設定項目が ジャンルごとにツリー表示されています。ツリーから「Java→エディター」を選択し、画面右側の「行番号を表示する」にチェックを入れます(図5)。

   行番号を表示する設定

図5:行番号を表示する設定
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


「OK」を押すと設定完了で、Javaエディターの左側に行番号が表示されます。

 

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