Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発 3

プロパティー画面

プロパティー画面

次にプロパティー画面の例として、プロジェクトのクラスパスを指定する例を紹介します。ここでは、プロジェクト以下に図6のようにクラスパスに通すJARファイルがあるとします。これらのJARをクラスパスに通します。

 クラスパスに通すJARファイル

図6:クラスパスに通すJARファイル


以下のように行います。

 

  1. パッケージ・エクスプローラ上でプロジェクト(myproj)を選択し、「右クリック→プロパティー」を選択する
  2. プロパティー画面の左の項目から「Javaのビルド・パス」を選択する
  3. 「ライブラリ」タブを選択する
  4. 「JARの追加」ボタンを押す(図7)
  5. JARの選択ダイアログで、JARを選択し(複数選択可)、OKボタンを押す(図8)。
  6. プロパティー画面でOKボタンを押す。

ビルド・パスの設定

図7:ビルド・パスの設定
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


JARの追加
図8:JARの追加

 

これでクラスパスの設定は完了です。クラスパスに通されたJARはパッケージ・エクスプローラ上で、瓶のアイコンで表示されます(図9)。
追加されたクラスパス

図9:追加されたクラスパス


なお、プロジェクト以下のJARでなく、別の場所にあるJARをクラスパスに通す場合は、 プロパティー画面で「外部JARの追加」ボタンから追加できます。その他の、「変数」や「ライブラリ」などのボタンは、複数のJARを追加する際や、相対 パスでJARを扱いたい場合に利用します。

ここではプロパティー画面の説明もかねて、この手順を踏みましたが、「プロジェクト内のJARをクラスパスに通す」だけであれば、パッケージ・エクスプローラ上で、「JARを選択して右クリック→ソース→ビルド・パスに追加」(図10)で、簡単に追加できます。

 

プロジェクト内のJARをクラスパスに追加

 


図10:プロジェクト内のJARをクラスパスに追加

 

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