教育現場におけるオープンソース実証実験
操作を容易にするシナリオ
操作を容易にするシナリオ
クラスルームPC管理ソフトウェアの操作は、すべてGUIの画面で行います。管理作業は次の10種類のシナリオに整理されており、それぞれ画面のガイドに従って操作すればよいようになっています。
- クライアントPCソフトウェア更新シナリオ
- クライアントPCソフトウェア再導入シナリオ
- クライアントPC故障対応シナリオ
- クライアントPC管理シナリオ
- 参照PC管理シナリオ
- 標準設定管理シナリオ
- スケジュール起動登録シナリオ
- イメージ管理シナリオ
- クラスルームPC管理ソフトウェア初期導入シナリオ
- 管理ソフトウェア異常対応シナリオ
表5:クラスルームPC管理ソフトウェアのシナリオ一覧
例えば、特定のクライアントPCに参照PCのイメージをコピーするには、「クライアントPCソフトウェア更新シナリオ」を使います。
このシナリオは3つのステップ(参照PCソフトウェア更新、イメージ取得、イメージ配布)で構成されます。次に行うべき操作は、黄色のボタンで示されています。これらのボタンを順次クリックすることで、操作が完了します。
上図は参照PCからイメージを取得する操作画面です。画面上の指示に従って、登録済みの参照PCを選び、「実行」ボタンをクリックすればよいことがわかります。
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この記事の筆者
情報技術研究部 主席研究員
1988年(株)三菱総合研究所入社。先端情報技術の研究開発および技術動向調査に従事。最近は「OSS技術者の人材評価調査」「日本のOSS開発者調査 FLOSS-JP」「学校OSSデスクトップ実証実験」等、OSS政策やOSS技術者育成に関わる事業に携わる。著書に、「これからのIT革命」、「全予 測情報革命」、「全予測先端技術」(いずれも共著)などがある。「オープンソースと政府」、週刊ITコラム「Take ITEasy」を主宰。
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