統合型CRM「SugarASP」の特徴
統合型CRM「SugarASP」の特徴
それではSugarASPが備える特徴的な機能についてみていこう。
レポート機能
SugarASPの特徴として第1にあげられるポイントは、多次元分析を可能にした「クロスモジュールレポート機能」だ(図2)。
科学的なマーケティングや事業経営の支援ツールとして、売上予測や取引先リスト、商談進捗状況などをわかりやすく表示できる。なお表示方式として「表形式レポート」と、チャート図を作成する「サマリレポート」の2種類を備えている。
全機能(モジュール)において独自のカスタムレポートを作成することができるほか、作成済みレポートを電子メールで受け取れる機能も用意されている。
プロジェクト管理機能(ガントチャート)
第2の特徴は、グリッドとガントチャート、ダッシュボード表示でプロジェクトのみえる化を実現する「プロジェクト管理機能」だ(図3)。
プロジェクトは取引先別や商談別、ケース(問い合わせ)別ごとに作成可能で、Microsoft Project形式でのエクスポートにも対応する。ワークフロー機能と合わせて使うことで「商談作成時に自動的に定型プロジェクトタスクを作成させる」と いった使い方もできる。
スタジオ機能(カスタムフィールドの追加)
第3の特徴は「カスタマイズ機能」だ。カスタマイズには、既存の各モジュールの使い勝手を改良する「スタジオ機能」(図4)と、新機能として独自のモジュールを追加する「モジュール・ローダー機能」の2つがある。
「スタジオ機能」では、項目名や配置の変更、新たな項目の追加などを自由に行える。なおバージョン5.0ではモジュール・ローダー機能が進化し、独自のモジュールの作成/追加がさらに容易に行えるようになる。
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この記事の筆者
“オープンソース技術の実践活用メディア” をスローガンに、インプレスグループが運営するエンジニアのための技術解説サイト。開発の現場で役立つノウハウ記事を毎日公開しています。
2004年の開設当初からOSS(オープンソースソフトウェア)に着目、近年は特にクラウドを取り巻く技術動向に注力し、ビジネスシーンでOSSを有効活用するための情報発信を続けています。クラウドネイティブ技術に特化したビジネスセミナー「CloudNative Days」や、Think ITと読者、著者の3者をつなぐコミュニティづくりのための勉強会「Think IT+α勉強会」、Web連載記事の書籍化など、Webサイトにとどまらない統合的なメディア展開に挑戦しています。
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