コンフィグレーションの特徴的な機能
コンフィグレーションの特徴的な機能
サーバを日々運用管理するにあたっては、さまざまな変更作業が行われる。Senju Operation Conductor(eXsenju)では表2にあげた機能があり、運用管理担当者はシステムの構成がどうなっているかや変更履歴を容易に把握することが 可能である。
- サーバの構成情報を自動的に収集し、一元的に管理
- サーバのインベントリ情報の収集
- ユーザ情報/ログイン情報の収集
- 構成管理項目テンプレートの提供
- ファイル/ファイルリストの収集
- SNMP/Windows項目の収集
- 柔軟なスケジュール情報の設定
- 構成情報や変更履歴を一目で把握
- 最新値表示
- 変更履歴表示
- サーバのノード別・グループ別切り替え表示
- 過去の構成情報から最新の構成情報まで自由に引き出す
- 構成情報の確認
- 構成情報を蓄積するノードにログイン
- 変更検出要件に柔軟に対応
- エージェントレス収集
- 柔軟な変更検出機能
- メッセージ送信
- ジョブスケジュールとの連携
これらの中から、サーバの管理を支援する機能や、運用管理に必要な情報の収集機能、またジョブスケジュールとの連携について詳細にみていこう。
サーバの構成情報を自動的に収集し、一元的に管理
Senju Operation Conductor(eXsenju)では、以前は属人的に行っていたサーバの構成管理を自動化し、管理コンソール「千手ブラウザ」による一元管理を実現している。この機能によってサーバの運用管理を効率化することが可能だ。
サーバのインベントリ情報やユーザ情報などの収集
サーバの運用管理には、サーバのハードウェアのインベントリ情報やOS情報、インストールされているアプリケーション情報など、さまざまな情報が必 要となる。Senju Operation Conductor(eXsenju)ではこれらの情報を収集して一元管理を実現している。
また、Senju Operation Conductor(eXsenju)ではサーバで管理されているOSのユーザ情報を収集・管理できる機能を搭載している。さらに管理対象ノードで管理さ れているOSへのログイン情報も収集可能であり、どのサーバに「いつ」「誰が」ログインしたかを容易に追跡できるのが特徴だ。
管理対象ノードでのSNMP管理情報の収集機能では、管理対象ノードがWindowsのノードで、WMI構成、レジストリキー、イベントログなどの情報を管理することができる。
Senju Operation Conductor(eXsenju)では、サーバにエージェントをインストールすることなく、対象機器から構成情報を収集することを実現しており、簡単にサーバの運用管理の設定が行える。
構成管理項目テンプレートの提供と柔軟なスケジュール情報
Senju Operation Conductor(eXsenju)ではOSのカーネルパラメータの設定情報やサービスの稼働情報など、サーバの維持管理で参照されることが多い情報収 集の設定を、あらかじめテンプレートとして用意している。このテンプレートによって必要な情報の収集作業を容易にしている。
また、構成情報を収集するスケジュールは、1日に複数回から1ヶ月に1回まで柔軟な設定に対応している。収集するノードはLinuxサーバ、Windowsサーバなどグループ単位で設定可能である。
ジョブスケジュールとの連携
Senju Operation Conductor(eXsenju)では構成情報の収集指示を行うコマンドを外部インターフェースから実行する機能を搭載している。さらにジョブスケ ジュールと連携することで、バッチ処理業務が終わったあとに構成情報の収集を行うなど、業務サーバの動きに影響を与えることなく構成情報の維持管理が行え るのが特徴だ。
次にジョブスケジューリングについてみていこう。
