XMLで開発ドキュメント 3

文書構造の定義

文書構造の定義

いよいよ文書構造を定めていく。全体の概要がわかる程度に書いたXMLを用意しよう(リスト1)。この例をもとに文書構造を定義していく。

文書規約は、XMLスキーマと呼ばれる。DTD(Document Type Definition)やXSD(XML Schema Definition)などで、文書の構造、文書内の要素の属性などを定義していく。XMLからこれらDTDやXSDを生成するツールや、DTDをXSD に変換するツールもあり、はじめて文書構造を定義する場合にはそれらのツールを利用するとよい。

文書定義としてはDTD、XSDあるいは他の形式がある。

DTDは記述がXSDに比べて容易である。各要素に、どの要素がどのような順序に何回あらわれるかを定める。例えば、HTMLの箇条書きをあらわすタグ

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