NEC、「グローバルBC/DRサービス」をアジアを中心に販売開始
NECは10月29日、グローバルに展開する企業の事業継続を実現するため、「グローバルBC/DRサービス」を本日から販売開始した。まずは、事業拠点、DRサイト拠点が日本、中国、シンガポールのいずれかに存在する企業へサービスを提供する。
「グローバルBC/DRサービス」は、グローバルBCMサービスとグローバルDRサービスから構成される。
グローバルBCMサービスは、企業内の各システムを含めた事業全体を継続するために、BCPの策定、定着化、見直しといった事業継続に関するPDCAサイクルを回すためのコンサルティングを中心としたサービス。米国COOPsystem社のBCMツール「myCOOP」をクラウドサービスで提供。金融、製造、流通業向けを中心とした豊富なテンプレートを用意しており、BCPに関する情報共有や議論をグローバルで効率的に実施可能。関係者のタスクを整理、共有するなど、BCPの統合管理も実現。パソコンだけでなく、スマートフォンからも利用が可能。さらに、BCMの国際規格ISO22301に対応。通常1年以上かかるグローバルを視野に入れたBCMの展開を約半年で実現する。
グローバルDRサービスは、復旧優先度の高い業務システムに対し、コストを考慮した最適なDRシステムを提案、構築、運用するサービス。企業の投資規模などに応じて、段階的にDRシステムを強化することも可能。企業のデータ、アプリケーションやログなど日々の管理情報をNECのデータセンタ内にバックアップ。正常運用を常に監視。万一のときのシステムの切替訓練支援サービスを提供。訓練の結果により、システムや運用の問題点を見直し、改善。オプションで、オフィスの被災を想定した自宅での作業環境を実現するシンクライアントPCや、スマートフォンなどによる情報共有の場の構築なども用意する。
グローバルBCMサービスが初期費用300万円、月額20万円から、グローバルDRサービスが初期費用1500万円、月額100万円からとなっている(金額は税別)。
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