CA Technologies、SaaS型のWebアプリケーション性能管理ソリューションを提供

2012年12月12日(水)

CA Technologiesは12月10日、ファイアウォールの外側のアプリケーション性能を監視するSaaS型ソリューション「CA Application Performance Management Cloud Monitor(以下、CA APM Cloud Monitor)」を日本市場に初投入すると発表した。参考価格は、監視対象100サイトの場合26万円/月(税抜)。

CA APM Cloud Monitorは、ファイアウォールの外から、ユーザー毎の個別環境(それぞれの端末やOS、ブラウザ)でユーザーが実際に体感するWebアプリケーション性能を可視化するソリューション。データセンター内部のWebアプリケーション性能を監視する既存のソリューション「CA Application Performance Management(以下、CA APM)」と併用することにより、データセンターから、クラウド、MSP、インターネットまでエンドツーエンドで監視することができる。これにより、トランザクション性能の状況をエンドユーザー視点でより深く把握し、問題発生時には迅速に原因を特定することができる。

CA APM Cloud Monitorの主な機能と特長は下記の通り。

・簡単にすぐに始められるSaaS型ソリューション
簡単なブラウザ設定(監視URLの設定やJMeterスクリプトの登録)のみで、即座にインターネットサイトを監視することが可能。期間ライセンスでの提供になるため、ソフトウェアやハードウェア資産も不要。

・Webの定常監視とレポーティング
インターネットサイトに対して外側から定期的にトランザクションを発行させることで、ブラウザのレンダリング時間も含めたエンドユーザー性能を可視化することができる。これにより、サービスレベルの分析、問題の早期発見が可能となる。

・CA APMとの連携
アラート活用により、障害発生前のプロアクティブな対応が可能となる。多数の監視ステーションを提供しているため、地域による性能の違いを把握することが可能。マルチブラウザ対応により、ブラウザによる性能の違いを把握することもできる。ブラウザ内のレンダリング時間はログとして記録されるため、どのWebコンポーネントがボトルネックになっているのかを把握することができる。
CA APM Cloud Monitorで測定したこれらの性能情報は既存のCA APMに取り込むことができるため、リアル・トランザクション/疑似トランザクションを単一のビューで一元的に閲覧でき、データセンタ内外のどこに障害があるのか特定することが可能となる。


CA Technologies
http://www.ca.com/jp/

ニュースリリース
http://www.ca.com/jp/news/Press-Releases/apac/2012/jp-20121210-ca-apm-cloud-monitor.aspx

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