日本オラクル、「Oracle Exalogic Elastic Cloud」の最新版を提供開始
日本オラクルは11月26日、多数のアプリケーションを集約し、クラウド環境で超高速に実行できるように設計されたエンジニアド・システム「Oracle Exalogic Elastic Cloud(オラクル・エクサロジック・エラスティック・クラウド)」の最新版「Oracle Exalogic Elastic Cloud X3-2(以下、「Oracle Exalogic X3-2」)を提供開始した。
「Oracle Exalogic X3-2」は、8コアのインテルXeon Processor E5-2600シリーズを搭載する「Sun Server X3-2」、共有ストレージとして「Sun ZFS Storage Appliance」、最大40GbpsのスループットでストレージI/O速度を高速化する「InfiniBandスイッチ」を統合したシステム。
仮想化ソフトウェア「Oracle VM」に対応し、物理サーバー本来のパフォーマンスに近い性能を発揮し、業務アプリケーションの仮想化をサポートする。仮想化に対応することで、オラクルのエンジニアド・システムズに適用される新しいライセンス・モデル「Oracle Trusted Partitions for Oracle Engineered Systems」による、オラクル・ソフトウェアの柔軟な使用が可能。
最新のハードウェア、仮想化テクノロジーを採用し、これらの性能を高め、ミドルウェアを高速処理するソフトウェア群「Oracle Exalogic Elastic Cloud Software 2.0」に対応。「Oracle Exalogic Elastic Cloud Software 2.0」は、InfiniBandと関連ソフトウェアを最適化する「Oracle Exabus(オラクル・エクサバス)」、エンタープライズ・クラウドの導入から運用までのライフサイクル全体を統合的に管理する「Oracle Enterprise Manager 12c」、大量のアプリケーション・トラフィックを動的に管理する「Oracle Traffic Director」などの機能により、IaaSにおける大規模なプライベートクラウド環境を容易に構築することができる。
日本オラクル
http://www.oracle.com/jp/
ニュースリリース
http://japanmediacentre.oracle.com/content/detail.aspx?ReleaseID=2301&NewsAreaId=2
その他のニュース
- 2024/12/14 AWS、「Data Exports for FOCUS 1.0」の一般提供を開始
- 2024/12/13 Linuxディストリビューション「OpenMandriva Lx 24.12 "ROME"」リリース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 日本オラクル、クラウド環境に対応した運用管理ソリューションの最新版を発表
- 日本オラクル、仮想化統合基盤を実現するエンジニアド・システムを提供開始
- 日本オラクル、ビッグデータ・アナリティクスの新製品「Oracle Endeca Information Discovery」を提供開始
- 日本オラクル、国内に新データセンターを開設、企業のカスタマーエクスペリエンス強化を支援
- 米オラクル、「Oracle Exadata X3 Database In-Memory Machine」を発表
- オラクル、「Java Platform, Enterprise Edition 7」の提供開始を発表
- 日本オラクル、データベースセキュリティ「Oracle Audit Vault and Database Firewall」を発表
- 日本オラクル、ストレージ管理ソフトウェアの新製品を提供開始
- 日本オラクル、BI製品「Oracle BI Mobile」のモバイル対応を強化
- 日本オラクル、10月22日・23日に「Oracle Days Tokyo 2013」を開催