IIJ、「IIJ Smart Mobile Managerサービス」にて「セキュアブラウザ」を提供開始

2013年5月30日(木)

インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は5月28日、スマートデバイスを一括管理するクラウド型マネージメントサービス「IIJ Smart Mobile Managerサービス」のラインナップを拡充し、安全なWebアクセスを実現するスマートデバイス専用ブラウザ「セキュアブラウザ」の品目を2013年7月上旬より追加すると発表した。

セキュアブラウザは、スマートデバイスでのWebアクセスポリシーを、管理者が一括で制御できるWebブラウザ。Web閲覧時のキャッシュやクリップボードの使用禁止、バックグラウンド遷移時のアプリ終了等を強制することができる。

セキュアブラウザの料金は、初期費用が1契約あたり20,000円、月額費用が1端末あたり250円。iOS4.3以上、Android2.2以上に対応する。

セキュアブラウザの特長は以下の通り。

・スマートデバイスにデータを残さず、オフィスドキュメントも安全に閲覧

セキュアブラウザでは通信履歴、キャッシュ、クリップボード、画面ハードコピー等の利用を禁止できる。Microsoft Word、Excel、PowerPointといったオフィスドキュメントやPDFファイルも、ブラウザ内に制限して表示できる。これにより端末にデータを残さない安全な利用環境を実現する。

・ブラウザのセキュリティポリシーは管理者が一括設定

管理者は上記のセキュリティポリシーを、管理下の端末に対して一括設定することが可能。ブラウザを立ち上げるたびに暗号化した設定ファイルを利用者の端末に適用できるため、常に最新のセキュリティポリシーで運用可能。

・クライアント証明書に対応

セキュアブラウザはクライアント証明書(PKCS#12)を用いた認証が可能。社内リソースへのアクセス時など、パスワード認証と併用して二要素認証を行うことでセキュリティ強度を高められる。

さらに、セキュアブラウザと、これまでにIIJが提供しているクラウド型セキュリティサービスを連携させることで、スマートデバイスを社内PCと同一のセキュリティポリシーで管理することが可能になる。
 「IIJ GIOリモートアクセスサービス」及び「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」を組み合わせることで、スマートデバイスにも、悪意あるWebサイトへの誘導遮断、業務に関係のないWebサイトの閲覧防止等、社内のパソコンと同一のセキュリティポリシーを適用できる。
 「IIJ GIOリモートアクセスサービス」及び「IIJ セキュアMXサービス」を組み合わせることで、セキュアブラウザからWebメールのデータを端末に残さず、安全な利用環境を実現できる。


インターネットイニシアティブ
http://www.iij.ad.jp/

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