アシスト、エンタープライズデータベース「Postgres Plus Advanced Server 9.3」の各種支援サービスを提供開始

2013年12月10日(火)

アシストは12月5日、世界で1,000社以上で利用されているデータベース製品「Postgres Plus Advanced Server」(開発元:EnterpriseDB Corporation/エンタープライズDB)の新バージョン9.3に対応した各種支援サービスの提供を開始した。

アシストでは、コスト削減などを目的とした商用RDBMSとオープンソースRDBMSの適材適所での使い分けや商用RDBMSからの移行、また、運用管理に優れたオープンソースRDBMSを求める顧客企業からのニーズに応えて、2011年10月より、性能、可用性、信頼性に優れたオープンソースRDBMSである「PostgreSQL」をベースとし、エンタープライズで必要なRDBMS機能や運用管理ツール、ユーティリティが充実したサブスクリプション・ライセンスの「Postgres Plus Advanced Server」を提供している。

2013年11月19日に発表された「Postgres Plus Advanced Server 9.3」は、 同年9月にPostgreSQL Global Development Groupがリリースした、DWH機能とミッションクリティカル・システム向けの信頼性が強化された「PostgreSQL 9.3」をベースに開発されている。「Postgres Plus Advanced Server 9.3」では数百~数千の大規模なパーティショニングされたテーブルの性能改善がなされ、参照(SELECT)テストでは 前バージョンのPostgres Plus Advanced Server 9.2 と比較し性能が75倍に、また1,000パーティションにまたがる100万行のデータ投入(INSERT)テストでは400パーセントの性能改善が確認されている。さらに「Postgres Plus Advanced Server」の管理機能で新バージョンとなる「Postgres Enterprise Manager 4.0」では、カスタマイズ可能な監視ダッシュボードが実装され、複数の PostgreSQL、Postgres Plus のデータベース環境を簡単に運用監視することができるようになった。

アシストは、この「Postgres Plus Advanced Server 9.3」を活用しミッションクリティカル・システムへの導入を支援する「パーティション設計サービス」と、「Postgres Plus Advanced Server 9.3」への移行により同製品の機能をフルに活用できるよう支援する「データベース移行支援サービス」の提供を開始するとともに、今後も 「Postgres Plus Advanced Server 9.3」の技術を活用するためのサービス拡充を図っていく。

◆パーティション設計サービス

検索性能、データ・メンテナンスの効率化を目的にパーティショニングを実装する。本サービスでは各種パーティショニング設計、データ移行、運用に関する支援を行う。

支援項目
・パーティショニングオブジェクトの選定
・パーティショニング手法、キーの選定
・パーティショニングオブジェクトへのデータ移行
・パーティショニングオブジェクトの運用設計

◆データベース移行支援サービス

商用RDBMSおよびPostgreSQLからPostgres Plus Advanced Serverへの移行に関する計画策定および移行作業を実施する。本サービスでは移行計画の検討、利用機能の選定、アプリケーション移行、データ移行の支援を行う。

支援項目
・既存環境の把握、移行要件の確認
・機能特性の説明、利用機能の選定
・RDBMS非互換情報の提示、アプリケーション移行方法のレクチャー
・移行計画の策定
・データベース移行(リハーサル/本番)


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