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開発・テストへのクラウド導入で、素早い環境構築と運用コスト削減を実現

2011年2月28日(月)
太田 健一郎

堅牢なデータセンターと、品質を向上のためのツール・人的リソースも魅力

セキュリティー面を考慮すると、物理的なハードウェアを持つよりも、クラウドを利用したほうが安全な場合があると考えられています。たとえば、専用のUSBメモリーで起動してクラウドに接続して、ローカルのPCには何もデータを残さないという使い方です。開発中は、外部からの攻撃より、開発しているマシンの置き忘れやテストデータの持ち出しといったミスが目立ちます。クラウドならこうした物理マシンに起因するミスは未然に防ぐことができ、PCの持ち出し管理などのコストを下げることができます。海外ではこうしたムダなコストを下げ、できるだけ開発に注力できるような流れになっていますので、日本も遅れを取る訳には行きません。

IBMのデータセンターは、アウトソーシングで実績を積み重ね、その堅牢性にも信頼をいただいています。センター内は人警備や金属探知機、複数の認証、カメラ監視など、厳重な物理セキュリティーで保護されています。ネットワークは企業向のセキュアなVPNとVLANに対応しており、インターネット接続におけるセキュリティーは世界最大級の民間セキュリティー研究開発組織「X-Force」のノウハウを活用した、不正侵入防御装置も設置されています。2006年には、世界の何千もの季語湯や政府機関にセキュリティー・ソリューションを提供するInternet Security Systems社も買収するなど、セキュリティー面への投資とノウハウの蓄積は常に行っております。クラウドに関するセキュリティーの問題は、技術面はクリアされていますが、お客様の心理的障壁のほうが大きいと思います。既に運用側でパブリッククラウドをお使いいただいている企業は増えていますので、そういったところから抵抗がなくなってくると思います。

不正侵入防御装置は、最新の脅威に備えて監視・アップデートされる

また、弊社のグローバル・ビジネス・サービス(GBS)事業は、ビジネスコンサルティングから業界別のソリューション、アプリケーション開発・保守などを提供しています。この事業部には各種専門家がいまして、セキュリティーテストやパフォーマンステストを依頼することも可能です。私自身は主にテスト自動化を専門としておりますので、パフォーマンスやセキュリティーに関しては専門チームに任せています。従来と同じコストでも、柔軟な課金形態でインフラのコストを圧縮した分、専門家の活用に充て、より品質を向上させるといった使い方も考えられるでしょう。

私の所属する部門では、全面的にSBDTICの利用を推進しており、新規プロジェクトはすべて提案段階でクラウドを使うことを検討することになっています。またコンプライアンスや、セキュリティー、パフォーマンス面で問題のないお客様にも移行していただいている状況です。現在のところデータセンターは海外ですが、レスポンスやパフォーマンスも問題なく利用できています。3月には幕張のセンターでの提供も始まりますので、国内からの利用においてよりよいパフォーマンスが期待できます。

クラウドという環境がもたらすメリットには様々なことがありますが、ことにテストについては、そのメリットは大きいでしょう。セットアップや環境にまつわる管理にかかる工数が軽減されれば、テストツールの利用も一気に進むのではないでしょうか。Rational Functional Tester(機能テスト)、Rational Performance Tester(負荷テスト)などのテスト系ツールはテスト工数削減に大きく寄与します。65%の工数が削減されたという事例もありますし、実際にテストを行っている私自身もこうしたツールに大きく助けられています。開発者個人としても、こうしたツールをぜひみなさんに活用していただき、「作業」ではなく、「思考」に時間を当てて、より高い領域を目指していただければと思っています。

『IBM Smart Business 開発&テスト・クラウド・サービス』(SBDTIC)は、「ツー ルを活用したテスト工数削減」を強力に支援します。自信を持ってお勧めします。

【参照リンク】IBM Smart Business 開発&テスト・クラウド・サービス

日本アイ・ビー・エム株式会社

GBS ET&A 先進テクノロジー。
オープンソースとRationalツールを使ったテスト自動化を中心に各種のプロジェクトに携わる。テスト技法を活用したTDD(テスト駆動開発)の実践を夢見て奮闘中。Rationalツールを活用した迅速なアジャイル開発を促進するものとして、開発とテストをクラウド上で行うことに興味を抱き始めている。

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