データベースを高速化してボトルネックを解消! SSDをフル活用できるエンジニア指向のVPSサービスとは

2013年10月15日(火)

SSDのポテンシャルをフルに引き出すWebARENA VPSクラウドの優れた管理性

宮本 史氏
株式会社NTTPCコミュニケーションズ
データセンタ事業部
ホスティングサービス担当
宮本 史氏

NTTPCコミュニケーションズがエンジニア目線で追求してきた使い勝手の良さと、新たに登場したSSDタイプが提供する高パフォーマンスの相乗効果によって、WebARENA VPSクラウドは、より大きな価値をユーザーに提供していくことになる。

例えば、高速IPバックボーンに最大1Gbps共用回線でアップリンクした快適な接続環境でSSDタイプを利用することで、これまでオンプレミス環境で運用せざるをえなかったさまざまなアプリケーションをクラウド環境に移行することが可能となる。

「動画配信サイトやECサイト、ゲームサイトなど、大容量かつインタラクティブなデータのやりとりが必要なサービスも、SSDタイプのインスタンスなら快適に運用できると考えています」と萩原氏は示唆する。

また、Web上の1つのコントロールパネルから最大20のインスタンスの作成や停止を行うことができる、WebARENA VPSクラウドならではの優れた管理性も、SSDタイプインスタンスの効率的な運用を支えていく。

「オプションとして提供しているロードバランサやバックアップなどの機能も含め、すべてのインスタンスを同じコンソールからオンデマンドで操作することが可能です。冗長化されたWebサーバーとDBサーバーを組み合わせたWebシステムの構築、複数インスタンスの用途別の使い分けなど、煩雑な手間を要していた操作をマウスクリックで代行して作業負荷を軽減します。そのため、お客さまは、本来の業務であるアプリケーションやサービスの開発に専念できます」と宮本氏は強調する。

なお、同氏の言葉にあったバックアップ機能とは、任意のタイミングで仮想マシンイメージをバックアップするもので、このマシンイメージをテンプレートとして利用し、クローンを作成することも可能で、新たなインスタンスを容易に設定することができる。定型的なWebサーバーなどを立ち上げるたびに同じ操作を繰り返さなければならないといった手間はなくなり、ITサービス管理のプロセスを標準化しつつ、大幅な省力化を図ることができる。

追加料金なしで監視機能を利用できるのも大きなメリットだ。ユーザーによりインスタンスへのセルフ監視を設定することで、HTTP/HTTPS/FTPなどのサービスまで包括的に監視可能になるもので、各インスタンスの予期せぬトラブルをいち早く検知し、事前に登録したアラート通知先アドレスへメール通知する。そのため、ユーザーはその後のトラブル対応をスムーズに始めることができる。

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