NTTPC、レンタルサーバー「WebARENA SuiteX」データバックアップを提供開始
NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は3月4日、レンタルサーバーサービス「WebARENA SuiteX」(ウェブアリーナ スイートエックス)のオプションサービスとして、データバックアップサービスを提供開始した。
「WebARENA SuiteX」は、個人事業主や中小企業向けに電子メール環境やホームページ用スペースなどを提供する累計販売実績数90,000件以上のレンタルサーバーサービス。
今回提供を開始したデータバックアップサービスでは、設備故障からの復旧のためのバックアップに加え、ヒューマンエラーなどによる重要データの消失リスクを軽減できるよう、サービスを提供する。外部ストレージに容量制限なしで自動バックアップ(最大7世代)、オンラインでデータを復元可能とし、レンタルサーバーのデータ保護強化を必要とするユーザー向けに月額1,575円(税込)から提供する。本オプションサービスは、ウェブ、メール、データベース、グループウェア「desknet's-e」に対応している。
データバックアップサービスの特長は以下の通り。
バックアップデータは、実稼働サーバーと物理的に異なる外部ストレージに保存する。バックアップデータのディスク容量は無制限なので、「ディスク容量不足でバックアップができない」、「バックアップ対象を絞る」といったことから解放される。
バックアップデータは、最大で7世代まで管理することが可能。バックアップデータからユーザーの指定する世代のバックアップデータを復元することができる。さらに、バックアップデータを自動で上書きすることなく契約期間内でいつまでも保存する設定も可能。これらはユーザーの操作で、オンラインでいつでも復元することができる。
バックアップの設定は、コントロールパネルから簡単に行うことができる。設定可能な項目は、バックアップ頻度の設定、バックアップデータの世代管理、取得済みバックアップデータの無期限保存設定の3つ。
コントロールパネルで一度設定したら自動でバックアップできるので運用の手間が省ける。
グループウェア「desknet's-e」は、WebARENA SuiteXのサーバー上でグループウェア「desknet'sスタンダード版」を利用できるよう改良したグループウェア。データバックアップを利用すれば、手間のかかる定期バックアップ作業を自動化することができ、誤ってグループウェアのデータを削除してしまった場合でも、バックアップデータからデータを復元することが可能。
http://www.nttpc.co.jp/
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