WRO国際大会を通して
WRO国際大会を通して
こうしてみると、ロボットにおいてソフトウェアが重要であることは間違いないが、最適化された構造や攻略手法もそれに劣らず重要な位置を占めていることがよくわかる。しかしそれは必ずしも目の前の課題に最適化することのみを意味しておらず、サプライズルールのように将来予想される環境の変化も織り込んだ設計をするということも含まれる。
今回のWROでは子供たちは環境の変化を予想すること、また予想される変化についていける設計をすることを十分に学んだに違いない。
さて、今回国際大会に参加した日本チームの結果だが、「robotics X(大阪インターナショナルスクール/立命館中学校)」がレギュラーカテゴリー・中学生の部の銀メダルを獲得。その他3チームが入賞と、見事な成績を収めた。
2014年の国際大会はモスクワでの開催を予定している。再び子供たちの成長を見ることができる次回のWROを今から楽しみにしている。
【参考リンク】
(リンク先最終アクセス:2013.12)
- この記事のキーワード

