米国Intel社OpenStackのスタートアップに1億ドル出資、GitHubで利用されている言語トップ10はどの言語? ほか
こんにちは、日立ソリューションズの吉田です。
今週は、台風の影響で関東地方では涼しい1週間を過ごすことができましたが、九州では台風による公共の交通機関が全面運休するなど、被害も発生しており大変な1週間になったようです。
今週も注目すべきトピックをとりあげましたので、ゆっくりとご覧下さい。
Intel率いる投資グループ、OpenStackのスタートアップに1億ドル出資へ
米国Intel社は8月24日、「OpenStack」のディストリビューションやサービスを手がける米国Mirantis社に1億ドルを投資すると発表しました。米国Intel社は、先ごろ発表した新たな構想「Cloud for All」のもと、米国Mirantis社との関係を拡大し、より多くの企業がクラウドソリューションを迅速に導入してクラウドの恩恵を享受できるようにするとしています。今後、両社は法人市場でのOpenStackの普及促進に取り組み、企業が必要とする機能をOpenStackに追加することに焦点を当てます。
(参照記事:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/082502735/)
Linux専用メインフレーム「LinuxONE」、IBM自らOSSを移植
日本IBM社は8月24日、Linux専用のメインフレームサーバ「LinuxONE」を発表しました。これは、8月17日に米国で発表された製品の日本での発表になります。「LinuxONE」では、ハードウェアは既存のメインフレームそのままに、OSSへの対応を強化したものになります。具体的には、IBM社自らがOSSの移植や配布などに関わることで、メインフレーム上で動作するOSSの種類を増やしました。「LinuxONE」の発表にともない、製品検証などのためにIBMメインフレームへのアクセスを提供するサービスも拡大し、従来のISVや顧客に加え、一般の開発者や学生なども研究開発目的で、マリスト大学やシラキュース大学などの提携大学のLinuxONE環境を利用できるようにする予定です。
(参照記事:http://japan.zdnet.com/svc/nls/?id=35069329)
Hortonworks、「Apache NiFi」手がけるOnyaraを買収
8月25日、「Apache Hadoop」のディストリビューターである米国Hortonworks社は、データフロー管理ソリューション「Apache NiFi」を手がけるOnyaraを買収し、同ソリューションのHortonworks版となる「Hortonworks DataFlow」をリリースすると発表しました。NiFiは元々、米国家安全保障局(NSA)のプロジェクトから生まれたもので、この7月にApache Software Foundation(ASF)のトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格しています。NiFiはデータフローのオーケストレーションを実現するためのソリューションであり、ブラウザ上で「四角と線をつないでいく」ことでデータフローの管理作業を可能にするというビジュアルなGUIを特長としています。米国Hortonworks社は、「NiFi」をHadoopと対等の位置付けにしようとしており、前者を「Data in Motion」のためのプラットフォームに、後者を「Data at Rest」のためのプラットフォームにしようとしています。
(参照記事:http://japan.zdnet.com/svc/nls/?id=35069415)
GitHub、リポジトリ内で利用されているプログラミング言語トップ10を発表。背後から伸びてきたのはあの言語
米国GitHub社は8月19日、同社がホスティングしているGitリポジトリで使用されているプログラミング言語のトップ10を発表しました。2008年から毎年、利用言語のトレンドをトップ10として発表していますが、2008年から2012年まではRubyが第1位を獲得していました。2013年からは、JavaScriptが今年まで第1位をキープしています。興味深いのは2008年に第7位にあったJavaが徐々にランクを上げてきて、今年はついに第2位になったことです。背景には、Androidアプリケーション開発での利用が増加したことと、GitHubがエンタープライズ分野での利用が増えたことがあるようです。ちなみに7月20日に米国の電気工学技術の学会誌「IEEE Spectrum」が発表した2015年のプログラミング言語人気ランキングでは、Javaが第1位、Cが第2位、C++が第3位で、JavaScriptは第8位、Rubyが第9位でした。
(参照記事:http://codezine.jp/article/detail/8914)
Linux FoundationのCII、オープンソースプロジェクトの品質認定プログラムを立ち上げ
非営利団体であるThe Linux Foundationは8月18日、シアトルで開催中のLinuxConでオープンソースプロジェクトの品質、安定性、セキュリティを正しく評価して認定するためのプログラム「Badge Program」の立ち上げを発表しました。「Badge Program」では、オープンソースプロジェクトの品質とセキュリティ向上に不可欠となる一連の条件とベストプラクティスが規定しています。具体的には、「オープンソースライセンスの適用」、「バージョン管理されたソースリポジトリの導入」、「回帰テスト自動実行ツールの導入」、「ソースコードの脆弱性を見つけ出すための静的解析ツールの導入」などが審査基準として盛り込まれる予定です。
(参照記事:http://japan.zdnet.com/svc/nls/?id=35069145)
夏の高校野球が終わるとそろそろ秋の気配を感じられる季節ですが、同時に学生の夏休みも終盤を迎え、宿題のでき具合が気になる頃になってきました。特に自由研究などは親と一緒に対応していることも多いようで、小学生のお子さんをお持ちのお父さんやお母さんも大変なようです。仕事も一緒ですが、早々に宿題を片付けて、親子ともに落ち着きたいものです。
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