優勝決定!怒濤のインストールの果てに

2010年3月12日(金)
大和屋 貴仁

決勝終了後の出場選手コメント

2位以下の方のコメントを紹介します。

64さん(2位)

「前回はWPI2βではまったので、今回はやめようと思ったのですが、当初目標の一本はクリアできたのでよかったかな。」

たかさん(2位タイ)

「MySQLのインストール中にキャンセルを押してしまい、その後はMySQLを使用しないOOをやってた。もうインストールは当分いいかな。」

Takashiさん(4位)

「結構な差がついてしまいましたが、がんばれてよかった。次回があればリベンジしたい」

jkudoさん(5位タイ)

「札幌から来たんですけど、ふがいない成績でしたが楽しめてよかったです。次回は勝てるように挑戦したいです。」

Kazumixさん(5位タイ)

「Perlインストールにはまってしまい、その後PHPばかりになり重量級ばかりになってしまった。」

Ryuzeeさん(7位)

「いろいろ考えてきたのですが、Perlをもっと入れた方がいいですね。回線が細くて50kしかでてなくて辛かった。」

勝ち馬投票の結果と各選手への表彰

続いて、勝ち馬投票の抽選が行われました。優勝者のこまちむさんに投票された方から、7名を選ぶのですが、怒涛の追い上げだった為か、投票数が7票。まさかの全員当選です!問題は、この7名が会場にいるかどうかですね。

名前を読み上げていくと4名の方はいたものの、3名の方が現れなかったため、2位の64さんとたかさんに投票した方から選ばれることとなりました。ところがぎりぎりで1位に投票した方が会場に戻られ、全7名の当選者が決まりました。

終わりに、スポンサーであるマイクロソフトの吉川氏より講評がありました。

「インストールマニアックスは洒落でサーバ100台から始めたのですが、やってみたら思いのほかご好評いただきました。マイクロソフトとしてもOSSへの取り組んでおり、また取り組むことで大変勉強になっています。またNEC、データジャパンさんに協力していただき、さらにOSCの会場でできてよかったと思います。選手はすごい人たちでした!」

表彰式・懇親会の様子

授賞式は会場を移動して行われました。事務局からの挨拶の後、決勝を戦い抜いた選手たちにそれぞれの賞が手渡されました。疲れからか緊張なのか、司会の多田氏が順位を読み違えて指摘されるなんてことも。

懇親会では、「インストールマニアックスを単にマニアックな大会で終わらせるのではなく、その後の人のつながりを生み、プライベートで仕事で長く続く良い人間、技術者の輪を作っていきたい」という吉川氏の思いを反映するかのように、あちこちで談笑が起こり、濃く深い話や名刺交換が行われていました。

最後に、こまちむさんが早くも「かかってくるやつは叩き潰す!次回も勝つ!」と連覇宣言され、笑いの巻き起こる中インストールマニアックス3の幕は下りました。

決勝の様子はオフィシャルサイト内のフォトレポートページでもご覧になれます。

※大会事務局より:本大会で行われた作業は、「限られた時間内に多くのOSSをインストールするにはどうすればいいか」というテーマへの解であり、通常の業務では決して推奨されるものではないことを予めお断りしておきます。

Hyper-VやSQL Serverなどの技術に興味を持ってきた自称SE。最近は、SQL Serverをベースに開発されたクラウドデータベースのSQL Azureに熱中している。一方で、Windows Phone 7にも興味を惹かれており、妥協案としてWIndows Phone 7でSQL Azureと連携させようと企む日々。

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