先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。VR関連では、フェイスブックがソーシャルVRサービス「Horizon」のベータ版の登録を開始した報道が注目を集めました。
「Horizon」は2019年9月末に発表された、フェイスブックの新たなVRサービスです。プレイヤーは自身のアバターを作成してバーチャルワールドに参加し、他のユーザーとコミュニケーションができます。対応VRヘッドセットはOculus RiftとOculus Questです。
一方AR関連では、ARゲーム「ポケモンGO」などを手掛けるナイアンティックが各国の大手通信プロバイダーとのアライアンスを発表した件が注目されています。ナイアンティックは5G通信技術を活用し、「惑星規模のAR」へと歩みを進めます。
フェイスブック、ソーシャルVRサービス「Horizon」ベータ版申込開始
フェイスブックは、ソーシャルVRサービス「Horizon」ベータ版の登録を開始しました。ユーザーはバーチャルワールドで自身のアバターを作り、友人たちとリアルタイムにクリエイションツールを使ったコンテンツ製作やコミュニケーションが可能です。日本国内からも公式サイトからユーザー登録が行えます。
今回の発表と合わせて、公式ブログ@
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フェイスブック、ソーシャルVRサービス「Horizon」ベータ版申込開始
https://www.moguravr.com/facebook-horizon-beta-version/
QualcommとUltraleapが提携、AR/VR専用チップにハンドトラッキング提供へ
半導体大手Qualcommとハプティクス技術のUltraleap社が提携し、クアルコムのSoC「Snapdragon XR2」にUltraleap社のハンドトラッキング技術を提供することを発表しました。
2社の提携のポイントは、ハンドトラッキング機能搭載へのハードルが下がる点です。ハードウェア企業は、デバイスの内蔵カメラでトラッキングできるなど、ユーザーニーズの高いハンドトラッキングの独自開発が不要となります。
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クアルコムとUltraleapが提携、AR/VR専用チップにハンドトラッキング提供へ
https://www.moguravr.com/qualcomm-ultraleap-alliance/
ポケGOのナイアンティック、大手通信業者らと協定 5Gで目指す「惑星規模のAR」
ARゲーム「ポケモンGO」を開発するナイアンティックは、ベライゾン、ソフトバンクら世界8ヶ国の大手通信プロバイダーとのアライアンスを発表しました。同社は5G時代のARスタンダードを目指し、「惑星規模のAR」の実現を加速します。アライアンスへの参加は今後も受け付けるとのことです。
ナイアンティックは3D空間マップを作成しており、現実世界により自然にARを重ねる技術や、複数のユーザーがリアルタイムに同じことを体験できるARプラットフォームを開発中です。
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ポケGOのナイアンティック、大手通信業者らと協定 5Gで目指す「惑星規模のAR」
https://www.moguravr.com/niantic-planet-scale-ar-alliance/
KDDI、LGやQualcommなどと国際的なXRコンテンツ制作アライアンスを設立
KDDI株式会社は、韓国の通信事業者LG Uplus、カナダの通信事業者Bell、中国の通信事業者China Telecom、アメリカのQualcommの4社と「国際XRコンテンツ制作通信事業者アライアンス」を設立しました。
本アライアンスは、高品質で魅力的なオリジナルXR(VR/AR/MR)コンテンツの制作支援を目的としたものです。カナダのコンテンツ制作Felix&Paul Studios、フランスのAtlas VとXRコンテンツの共同開発に取り組みます。
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KDDI、国際的なXRコンテンツ制作アライアンスを設立 LGやQualcommら
https://www.moguravr.com/global-xr-content-telco-alliance/
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