日本政策投資銀行がAR/VR・メタバース分野のレポートを公開

先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。なかでも注目なのは、日本政策投資銀行によるAR/VR・メタバース分野のレポートの公開でしょう。

本レポートでは、AR/VRの現状と今後期待される役割やメタバースの説明、日本企業のアプローチ、AR/VRの普及に向けた課題などが述べられています。図表が豊富で読みやすくまとまっており、AR/VR・メタバースについて最近興味を持った人でも包括的に情報を得ることができます。

AR/VR・メタバース分野に日本企業が存在感を発揮するには？ 政投銀がレポートを公開

日本政策投資銀行（DBJ）は、「AR/VRを巡るプラットフォーム競争における日本企業の挑戦」と題した調査研究レポートを公開しました。本レポートでは、AR/VRについて、現状や一般消費者への普及に向けた課題を整理するとともに、国際競争力を発揮しうる日本企業やその技術についてまとめられています。

DBJは、「日本企業としては、デバイスを構成する要素技術の開発や、人々が生活や経済活動を行うバーチャル空間『メタバース』の構築などにおいて、独自の観点から世界に存在感を示していくことが期待される」とコメントしています。

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AR/VR・メタバース分野に日本企業が存在感を発揮するには？政投銀がレポートを公開
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ボルボ、イスラエルのスタートアップ企業に出資。ARHUD開発を推進

自動車メーカーのボルボは、光学フィルム技術や画像処理技術を開発するSpectralicsへの出資を発表しました。同社の技術を活用し、自動車向けARヘッドアップディスプレイの開発を推進することが狙いと思われます。

Spectralicsの主要技術のひとつである「多層薄膜コンバイナー」は、あらゆる形状やサイズのシースルー表面に適用できる薄膜光学フィルム。この技術を自動車の窓に組み込むことで、ガラス上に画像を重ねて表示することができます。特にフロントガラスに組み込むことで、広視野のARヘッドアップディスプレイを実現できるとしています。

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ボルボ、イスラエルのスタートアップ企業に出資。ARHUD開発を推進
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地球全体のデジタルツインを開発したBlackshark.ai、2,000万ドルを調達

世界規模のデジタルツインを開発するBlackshark.aiが、2,000万ドル（約23億円）を調達しました。今回の資金調達は「地理空間データへのアクセスと洞察を大規模に加速し、メタバース・イノベーションを推進するため」と発表されています。

Blackshark.aiは、地理空間データや3Dシミュレーション環境を世界規模で利用できるプラットフォームを開発しています。昨年リリースされた地球全体を3Dモデル化したフライトシミュレータ「Microsoft Flight Simulator」は、同社の技術が活用されており、地球全体が写真のようにリアルな3Dで表現されています。

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地球全体のデジタルツイン開発のblackshark.ai、2,000万ドルを調達
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Robloxが自社プラットフォームのゲームクリエイター向けファンド設立、プロジェクトごとに最小5,500万円から支援

オンラインゲームプラットフォームの「Roblox」は、個人開発者やゲームスタジオを対象としたファンド「Roblox Game Fund」の設立を発表しました。支援金額は「プロジェクトごとに、最小50万ドル(約5,500万円)から」とされています。

Robloxによれば、設立されたファンドはRoblox上で「次世代の体験を構築するためのリソースを提供する」とのこと。Game Fundは、Roblox上で他に類を見ない、次世代の野心的な体験の創造を目的としています」とコメントしています。

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Robloxが自社プラットフォームのゲームクリエイター向けファンド設立、プロジェクトごとに最小5,500万円から支援
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