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コロナ禍で生まれた「新たな時間」をどのように有効活用するか

2021年12月15日(水)
及川 翔麻

はじめに

2020年1月頃から新型コロナウィルス感染症が拡大し、いまだ収束には至らず、外部環境が大きく変化した状況の中、新たな働き方であるテレワークは、私の中で定着しています。

私が所属する部署では、新型コロナウィルス感染症が本格化する前からテレワークの導入が少しずつ始まっていました。テレワークの導入が始まった当初は、自宅よりも出社して業務を行う方が気持ちの切り替えもできて生産性は高いと考え、できれば出社したいと思っていました。そのような心境から、今では出社するのは月に1、2回程度となっており、ほとんどはテレワークで仕事をしています。

テレワークの導入で大きく変わったのは、通勤がないことです。通勤をしている時は、会社までの道のりがDoor-to-Doorで約1時間15分、往復でみると約2時間30分もの時間を費やしていました。通勤時は音楽を聴いたり、漫画を読んだり、ニュースをチェックしたり、SNSを見たり、電車の窓から外の景色を眺めたりする時間でした。

テレワークになったことで、通勤の2時間30分は新たに利用できる時間となりました。今回は、仕事やプライベートをより充実させるために、この時間を有効活用して私が取り組んでいる活動を紹介していきます。

時間の有効活用方法

私が今も継続している時間の有効活用方法は、以下の3つです。

  1. 早朝散歩
  2. 自分の価値を上げるための情報収集
  3. 率先して家事をする

この3つを習慣化させるために共通していたことは「気分が乗らない時は休む」です。無理やり散歩に行っても気分は乗りませんし、ゆっくりと自分のペースで活動しています。何事も無理なく継続することが一番重要だと思います。「やらなくては」という義務感から「さあやろう!」という前向きな気持に変化することで、習慣化に繋げられます。

1. 早朝散歩

とてもシンプルで、起床後に支度をして散歩に出ます。ペースはじんわり汗が出てくる程度で30分程度歩きます。運動することに加え、外に出ることが重要な点については、以降で説明します。

散歩へ出発する前の条件は、以下のように設定していました。

  1. 散歩から帰ってきてから朝食を取る
  2. 当日のスケジュールや前日に悩んだことを確認しておく

テレワークで運動習慣も激減していたことから、お腹周りがちょっと気になり始めていました。朝起きてすぐの状態では胃の中が空っぽなので、脂肪燃焼効果が高いです。脂肪燃焼のメカニズムは、まず体内にある糖質が、次に体内の脂肪がエネルギーとして燃焼されます。

そのため、朝食を取らず、胃の中が空っぽの状態では、最初に燃焼が始まる糖質が枯渇している状態なので、体内の脂肪が優先的に燃焼されます。早朝の散歩を続けていたこともあってか、運動習慣が激減したにもかかわらず、1年前の健康診断の結果から体重や腹囲に大きな変化はありません。

続いて「当日のスケジュールや前日に悩んだことを確認しておく」ですが、皆さんも歩きながら色々と考えていると、いきなりひらめくという経験をしたことはありませんか。

散歩をしながら今日はどのように仕事をこなしていくか、前日につまずいたことなどを頭の中で整理しながら歩きます。外の空気を吸いながら暖かい日光を浴びるとセロトニンという脳内物質が活性化するため、頭がスッキリし、気分も晴々した状態で物事を考えられるようになります。始業後は、あらかじめ頭の中で整理した情報をアウトプットしていくだけなので、スムーズに仕事に取り掛かることができます。また、日中に眠くなることもなく、集中力を保ったまま作業ができます。

このように、早朝散歩は、頭の中の整理や運動習慣の改善、時間の有効活用と一石三鳥なので、特におすすめです!

2. 自分の価値を上げるための情報収集

私は普段、AI活用の仕事に従事しています。AIに関わらずエンジニアは自身のスキルアップや新たな領域へのチャレンジと、次々に変化していく世の中に対応すべく、情報収集を行っているのではないでしょうか。

通勤時でも、色々なWeb記事や書籍などで情報収集を行えますが、例えば満員電車など、通勤時間はしばしば集中しづらい環境になりがちで、インプットの質にも影響が出てきます。その点、通勤がなくなったことで新たにできた時間を、これまでとは別のやり方で情報収集に充てることで、インプットの質を上げながら、効率的に成果を出せるのではないでしょうか。

テレワーク環境の情報収集で、とても相性が良いのがウェビナーへの参加です。ウェビナーは、自分が興味のある内容を選んで、いつでもどこでも参加できるためです。

また、私が考えるウェビナーの最大のメリットは以下です。

  • 情報の鮮度が高い
  • 書籍ではできない質疑応答(自分でも、他人でも)ができる

ウェビナーは、最新のトレンドや動向を紹介しているケースが多く、そういった鮮度の高い情報をいち早くキャッチアップできるのです。書籍は、出版から時間が経過していれば鮮度の高い情報を得ることはあまり期待できませんし、改訂されていたとしても、購入するにもコストが掛かります。ただ、書籍は理論や考え方が体系的にまとまっていたり、基本的な知識をつける上では最適なので、うまく使い分けることをおすすめします。

また、質疑応答では、登壇者とリアルタイムで双方向のコミュニケーションを取りながら、気になったことや疑問点などをその場で質問・解決できるため、インプットの質が高まります。「わからないことがあればその場で解決できる」ことはウェビナーだからこそです。他の参加者からの質問も、自分にはなかった考え方だという気づきもあり、とても参考になります。

新たな時間ができた今だからこそ、ウェビナーに参加することで最新の情報をいち早くキャッチアップし、業務に活かしていくことで、より効率的に活動できるでのはないかと思います。

3. 率先して家事をする

新型コロナウィルス感染症の影響が出る前までは、共働きの妻に家事をほとんど任せてしまっていました。テレワークになったことで、朝は余裕が持て、仕事が終わっても自宅にいる状態なので、この新たな時間の中でできることを考えた時に、私の家事分担のBefor/Afterは以下のように変わりました。

【Befor】通勤していた時に私が担当した家事
・お風呂掃除
・週末の夜ご飯作り
・週末の掃除
・洗濯物を畳む

【After】テレワーク後に追加で担当になった家事
・洗濯物を干す
・食器洗い
・平日の夜ご飯の下準備

こう見ると、テレワーク前は週末のように時間の余裕があるときに家事をすることが多かったのですが、テレワーク後はできることが増えました。

実際にやってみると、家事も仕事と同様の考え方ができることに気づきました。例えば、夕食の準備を始めるときは、出勤している妻の帰宅時間から逆算したり、食材を電子レンジで温めている間、お風呂掃除を済ませたりと、いかに効率的にこなせば良いかを考えながら実施しています。仕事でも生産性を上げてパフォーマンスを向上しますが、家事からも色々な学びが得られ、仕事に活きていると思っています。

冒頭でも触れましたが、どうしても疲れてできない場合は妻にお願いするなど、相手と協力し合うことも大切で、これも仕事の面において大切な考え方です。

仕事とは一見関係ないようなことでも、考え方を変えてみると何かしらで繋がってくると筆者は思っています。1人暮らしの方は当たり前かもしれませんが、このような考えも新たな時間ができたことで身につきました。

おわりに

今回は、外部環境の変化に伴い、テレワークで生まれた新たな時間を有効活用して、私が行っていることを紹介しました。継続するために心がけていることや、そのノウハウがみなさんの参考になれば幸いです。

新型コロナウィルス感染症の拡大など、外部環境の変化は今までの考え方や行動を見直す、または、変化させるきっかけになると思います。時間を有効活用する方法はたくさんありますが、時間の使い方によっては、副次的に仕事の効率アップに繋がったり、プライベートの充実に繋がるかもしれません。テレワークで利用できる時間が増えた方は、仕事でもプライベートに関わることでも良いので、無理なく継続して行える新しい取り組みを見つけて、ぜひ試してみてください。

株式会社パソナテック DX戦略本部 デジタルテクノロジーグループ
ソフトウェア会社に入社後、お客様先にてAI活用に携わり、データ加工/モデル構築/可視化/分析/レポート作成を経験後、2018年にパソナテックへ入社。現在では、協業や提携している企業様と社会実装を目標にAI活用における新しい手法やアイデアが実現可能かどうか、また効果が得られるかの検証を行うAIエンジニアとして従事。また、AI活用インターンシップの企画や自社の営業担当者向けのAI勉強会を企画し、社内でのAI啓蒙活動も行う。
パソナテック https://www.pasonatech.co.jp/

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