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連載 [第5回] :
  DevOps完全ガイド 2022

DevOps全体の監視・調査・障害対応を自動化・効率化 「Splunk Observability Cloud」が DXをスピードアップする

2022年7月27日(水)
大谷 和紀

「Splunk」は企業ITのログを収集する基盤として開発された製品だ。その製品は現在、収集したログをさまざまな切り口で分析するプラットフォームへと発展し、多くの企業で活用されている。その流れの中で登場したクラウドサービスが「Splunk Observability Cloud」だ。同サービスがDevOpsを推進する開発者にもたらすベネフィットについて、開発・提供元のキーパーソンに聞いた。

時代が求める「監視」から
「オブザーバビリティ」への転換

企業によるDXの取り組みが活発化するなか、多くの開発者がDevOpsによってソフトウェア(アプリケーション、サービス)のリリースと改善のスピードを上げることに力を注いでいる。それに伴い、コンテナ技術などを活用してソフトウェアをマイクロサービス化して細かい機能単位でデプロイすることが開発の主流となり、IT基盤を含むシステム全体が複雑化し始めている。結果として、従来型の「モニタリング(監視)」の手法ではシステム全体を可視化して状況を把握し、速やかに問題解決を図ることが難しくなっている。

そこで必要になるのが「定期的な計測で問題の発生を検知」して「どんな問題が発生したかをログから分析」し、「どこで問題が起きているかを特定」する「オブザーバビリティ」の確保であるとSplunk Services Japanの大谷和紀氏は指摘する。

そのオブザーバビリティを、DevOps環境を構成するすべての要素(フルスタック)に対して確保するクラウドプラットフォームが「Splunk Observability Cloud」だ。

監視・調査・トラブルシューティングを
単一の基盤で実現

Splunk Observability Cloud は、DevOps環境全体のオブザーバビリティ(管理・調査・トラブルシューティング)を単一のプラットフォームで実現するサービスだ。全体は以下の6つのツールで構成する。

  1. Splunk Infrastructure Monitoring:ハイブリッド/マルチクラウド環境に対応したリアルタイム基盤監視ツール
  2. Splunk APM:アプリケーションパフォーマンスのリアルタイム監視と、トラブルシューティング機能を提供するツール
  3. Splunk Log Observer: DevOps環境のトラブルシューティング用にログ管理機能を提供するツール
  4. Splunk Real User Monitoring (RUM):Webブラウザのパフォーマンスを可視化し、トラブルシューティングの所要時間を短縮するツール。このツールとSplunk APMを組み合わせることでソフトウェア利用者のトランザクションをエンドツーエンドで可視化できる
  5. Splunk Synthetic Monitoring:開発ライフサイクル全体にパフォーマンス対策を組み込み、新機能をテストしたり、パフォーマンス改善策を見つけたりすることができる外形監視ツール
  6. Splunk On-Call: インテリジェントな自動インシデント対応とコラボレーションを可能にするツール

これらのツールはシームレスに連携しており、その活用によってDevOps環境を構成するすべての要素を監視して最新の状況を即座に把握することが可能になる(図参照)。また、システム上の予期せぬ事象を検知して調査し、解決へとスピーディに導くこともできると大谷氏は指摘する。DevOpsを適切に運用し、DXの推進スピードを維持・向上するには、Splunk Observability Cloudによるオブザーバビリティの実現が不可欠といえそうだ。

Splunk Observability Cloudの全体イメージ

Splunk Observability Cloudの全体イメージ

Splunk Observability Cloudの各ツールはシームレスに統合され、DevOps環境のすべての構成要素をエンドツーエンドで監視・調査・分析できる

Splunk Services Japan合同会社 シニアセールスエンジニア、オブザーバビリティ

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