チームプロジェクト開発 4

コードギャラリーとZend Platformによる統合

コードギャラリー 本連載は、「Team Project Development(http://www.thinkit.co.jp/article/66/4/)」の日本語翻訳です。原文についてはこちら(http://www.thinkit.co.jp/article/66/4/)をご確認ください。

Jurgen Langner

2008年5月28日 20:00

コードギャラリー

 本連載は、「Team Project Development(http://www.thinkit.co.jp/article/66/4/)」の日本語翻訳です。原文についてはこちら(http://www.thinkit.co.jp/article/66/4/)をご確認ください。

 最後に紹介するのが、コードギャラリーというローカル開発ツールです。これは、チーム開発プロセスに直接関係するものでありませんが、開発チームが使用するコードライブラリのリポジトリを作成する際に確実に役立つツールです。

 コードセグメント(関数やクラスなど)が作成・テストされると、チームで使用したり、アクセスしたりできるようにローカルのコードギャラリーに保存されます。

 また、コードギャラリーをサーバ上に保存して、適切な権限を持っているユーザがアクセスできるようにすることもできます。

 このツールのメリットは、十分にテストされたコードを、同じプロジェクトの開発者だけでなく、複数のプロジェクトにまたがって使用できることです。

 コードギャラリーのもう1つのすぐれた特徴として、Zend社自体がコードギャラリーを持っていることがあげられます。

 ユーザは、Zend社のコードギャラリーにいつでもアクセスすることができ、また、ユーザ自身が作成したコードをサブミットしてグローバルギャラリーに含めることも可能です。図1に、コードギャラリーの作成画面とそのコントロールビュー(背面)を示します。

Zend Platformによる統合

 Zend Studio for Eclipseは、ほかのZend製品と統合することもできます。

 そのような製品の中で、チーム開発に関連するものの1つとして、Zend Platformがあげられます。

 Zend Platformは、開発または実稼働を目的として、サーバクラスタにインストールすることができます。Webサーバ(Apache)の上位に配置され、Webサーバのすべてのアクティビティを監視します。

 Zend Platformを導入すると、エラーが発生した場合にあらゆるユーザに電子メールを送信できるようになります。

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