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【楽々デブドックを書こう!】手法別開発ドキュメントの書き方 第1回:開発ドキュメントと開発手法 著者:シンクイット編集部 公開日:2008/02/07(木) ウォーターフォールモデルとアジャイルモデルを取り上げる 2008年2月の特集「開発ドキュメント」の木曜日は、実際の現場で使われている開発ドキュメントについて紹介する。本連載では「開発手法」という切り口で開発ドキュメントについて解説していく。取り上げる開発手法は、ウォーターフォールモデルとアジャイルモデルだ。第1回では開発ドキュメントについて再考し、それぞれの開発手法について、簡単に説明していく。 ソフトウェア開発において、開発ドキュメントはなくてはならないものであるともいえわれているが、なぜ必要なのだろうか。つまり、開発ドキュメントとは何であろうかという疑問がある。
表1:開発ドキュメントとは 開発ドキュメントはコミュニケーションツール 機能の不備や仕様変更などが行われると手戻りが発生し、スケジュールが厳しいものへと変化していく。もともとスケジュールはある程度の余裕をもって決められているはずなのだが、それでも手戻りが発生することで、うまくいかないこともある。また、最終的な成果物ができたとしても、ユーザが納得するものではなかったりするケースもあるだろう。 機能の不備や仕様変更などが行われると手戻りが発生し、スケジュールが厳しいものへと変化していく。そのためにスケジュールにはある程度の余裕があるはずなのだが、それでもやはりうまくいかないこともある。また、最終的な成果物ができたとしても、ユーザが納得するものではなかったりすることもある。 このようなことがなぜ起きるのか。すべてはドキュメントにポイントがあるといえる。開発ドキュメントはただ書けばよいというものではない。その本質は「必要な情報が伝わること」である。つまり、伝わらなければ意味がないともいえる。これはまさにコミュニケーションだ。人間同士のコミュニケーションでも、必要な情報が伝わらなければ、ちぐはぐな会話になってしまう。だが、その必要な情報をドキュメントで伝えることが難しいのもまた事実である。 |
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