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| データベースソフトウェアの選択基準 | ||||||||||||||||||||
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OracleとPostgreSQLの違いを検証するとは書きましたが、これまでの実績、エンタープライズ向け機能の充実ぶり、技術者の数・質・その教育体制や情報の質・量などにおいて、機械的に比較してしまえば、Oracleの優位は不動であるという考えに対して大きな異論は出ないのではないでしょうか? |
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OracleとPostgreSQLでは同じ土俵に載せて差を論じる事は現時点ではまだ乖離が大きすぎて無理があると言わざるを得ません。 比較を始める前に、一般的にはどういった基準でDBMSが選択されるべきかを整理しておきましょう。DBMS選択時の基準として考えられるポイントを表1に挙げてみました。 |
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![]() 表1. DBMS選択時の基準 |
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| PostgreSQLを採用する理由 | ||||||||||||||||||||
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機能やパフォーマンスの面をひとまず無視したとして、PostgreSQLが圧倒的にOracleよりも優れている点はやはり、無償で使用できる点でしょう。もう一点は、オープンソースである事そのものが昨今の世間の流れから選択の基準になりえる可能性です。こういった理由はOSSの取り組みからも今後は増える事が考えられます。 少なくともこれまではこういった理由がPostgreSQLを採用する第一の理由となっていたと考えられます。ただ、何度も言うようですが、安易な導入決定は後々大きなしっぺ返しを生みかねません。プロジェクト要件を満たす事が可能であるかを見極めたうえで採用を決定すべきなのです。 |
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1. 開発予算のないシステムや、採算性に不安のあるシステム 将来性を考える必要があまりないシステム 2. OSもオープンソースならば、DBMSもオープンソースを選択する |
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第2回では、PostgreSQLを採用する場合に押さえておくべき特性に注視し、Oracleとの比較の中で、その適用範囲を考えていきます。 |
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