
野村総合研究所、サービスデスク業務支援ツール「CONTACT CAFE SP Ver.2.1」を発売
サービスデスクITIL権限設定
2007/3/9 14:00
IT全般統制対応のための「職責別権限設定機能」などを追加
野村総合研究所は3月9日、企業内の情報システムにおける障害や利用方法に関する問い合わせに対応する窓口業務(以下、サービスデスク業務)を支援するソフトウェア「CONTACT CAFE SP(コンタクトカフェ エスピー)」の新バージョンを「CONTACT CAFE SP Ver.2.1」として発売開始する。価格は最小構成で380万円(税別)から。
同製品は、ITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めたフレームワークである「ITIL」で定義されたインシデント管理、問題管理、変更管理を支援するサービスデスク業務支援ツールだ。今回のバージョンアップでは、以下のような機能強化または機能追加をしている。
- 承認フロー・表示画面の権限設定機能(機能強化)
- 基幹業務やOAなどのシステムごとに承認ワークフローや表示画面の操作権限(編集や参照など)を設定する機能を強化。
- 問い合わせ・申請受付機能(機能追加)
- システム利用者が問い合わせや業務申請を行うためのWeb画面を提供する。また、システム利用者自身での問い合わせ・申請の進捗の確認も可能。
- セキュリティ機能(機能強化)
- 操作履歴の保存機能を追加するとともに、パスワード設定/変更機能(ログインの失敗によるアカウントロックなど)や、タイムアウト機能(一定時間操作がない場合に自動ログアウト)を強化。
問い合わせ画面イメージ(Web)
これらの機能により、職責に応じたサービスデスク業務の運営やシステム利用者のユーザビリティの向上、運用管理コストの削減が期待できるという。
(ThinkIT編集局 千本松 歩)