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| ノード追加手順 | ||||||||||||||||||||||
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前回は、Oralce RACを構成するコンポーネントをOracle Clusterwareを使って管理する方法について紹介しました。今回は以下のような流れでノード追加の手順を解説し、Oracle RACノードの構成変更について見ていきます。
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| 1. 新しいノードをセットアップして、クラスタとの接続性を確認する | ||||||||||||||||||||||
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他のノードと同様にLinuxをセットアップし、Oracleユーザを作成した後で環境変数などの設定を行います。続いてOracle RACのインストール時と同様に作業し、cluvfyユーティリティを使用して各ノードの接続性を確認します。 Oracle Clusterwareが既にインストールされているノードでは<CRS_HOME>/binディレクトリ下にcluvfyユーティリティがインストールされています。例えば、Linuxセットアップ後の接続性確認には次のコマンドを使用します。
[oracle]$ <CRS_HOME>/bin/cluvfy stage -post hwos -n <node_list>[-verbose]
<node_list>では、クラスタの一部とするノードのホスト名をカンマ区切りで指定します。また、-verboseを指定すると検証の詳細なステップが表示されます。 cluvfyユーティリティでユーザ等価チェックが行われますが、その際rshかsshが構成されている必要があります。rshまたはsshはこの後のステップでも必要になってくるので、インストール時と同様に事前に設定しておきます。 |
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| 2. Oracle Clusterwareを新しいノードに展開する | ||||||||||||||||||||||
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Oracle Clusterwareとこの後で説明するOracleホームは、クローニングを行うかaddNode.shスクリプトを実行することで新しいノードに展開できます。ここではaddNode.shスクリプトを実行した追加手順を紹介します。 Oracle RACのいずれかの既存ノードにOracleソフトウェアの管理者アカウントでログインします。<CRS_HOME>/oui/binディレクトリに移動し、addNode.shを実行してOracle Universal Installer(OUI)を起動します。
[oracle]$ cd <CRS_HOME>/oui/bin
OUIがノード追加モードで起動されるので、ウィザードに従って追加するノードの情報を入力していきます。インストールプロセスの途中でrootaddNode.shやroot.shスクリプトを実行するように求められるので、指示に従って実行します。 root.shの実行中に「IPアドレス”node_name-vip”はすでに使用されています。未使用のIPアドレスを入力してください。」というメッセージが表示されることがありますが、これはVirtual IPが既に構成されていることを示しているので問題はありません。 OUIのインストールプロセスが完了したら、新しく追加したノードの 新しく追加したノード名と控えたポート番号を引数としてracgonsユーティリティを実行します。
[oracle]$ <CRS_HOME>/bin/racgons add_config <新ノード名>:<リモートポート>
以上で、新しいノードにOracle Clusterwareが展開されます。クラスタの検証にはcluvfyユーティリティを使用します。
[oracle]$ <CRS_HOME>/bin/cluvfy comp clumgr -n all [-verbose]
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