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| はじめに | ||||||||||||||||||||||
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これまでの連載で、Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)の可用性やパフォーマンスの優位点はご理解いただけたと思います。 今回は、Oracle RACを管理する上で必要な知識について解説していきます。Oracle RACのインストールは非常に簡単でしたが、管理についても使用するコマンドやツールを押さえていればそれほど難しいものではありません。 |
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| Oracle RACコンポーネントの管理 | ||||||||||||||||||||||
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Oracle RACを構成するコンポーネントには、大きく分けて2種類あります。 1つはCluster Ready Serviceをはじめとした、高可用性フレームワークを提供するコンポーネント。そしてもう1つが、Virtual IP、リスナー、インスタンスなどの高可用性フレームワーク上で動作するコンポーネントです。 ![]() 図1:Oracle RACを構成するコンポーネント 図1の上側の枠で囲まれたコンポーネントを「CRSリソース」と呼びます。CRSリソースはOracle Database 10g Release 2からサポートされたユーザ定義リソースを除き、すべてsrvctlコマンドで操作を行います。 srvctlコマンドはリソース間の依存関係を解決して適切に起動・停止を行うものです。一般的な管理タスクはこのコマンドを覚えていれば十分でしょう。また、srvctlコマンドではCRSリソースの作成や削除、構成変更、使用状態の変更なども行えます。 CRSリソースの状態はsrvctlコマンドで確認できますが、一覧形式で確認できるcrs_statコマンドのほうが便利です。crs_statコマンドはOracle Clusterwareをインストールしたディレクトリ(<CRS_HOME>)のbinディレクトリ下に存在します。 |
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