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| はじめに | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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デュアルコアのインテルXeonプロセッサを搭載したDell PowerEdgeサーバは、かつてないレベルの高性能を達成します。ただし、プロセッシング・コア数が2倍になったからといって、性能が2倍になるわけではありません。 そこでデュアルコアが、VMware ESX Serverの仮想化環境でどれくらいの性能向上を達成できるか調べるため、3種類のアプリケーション・ワークロードを使い、シングルコアとデュアルコアのDell PowerEdge 2850上でテストしました。 その結果、性能が28%〜51%向上することがわかりました。今回からは、これらのワークロードで確認された性能向上について詳細を説明します。これらの情報は、VMware ESX Server環境で、デュアルコア・インテルXeonプロセッサの移行を検討しているお客様や、その効果を評価されたいお客様の参考になります。 |
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| ハードウェアの構成とセットアップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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Dell PowerEdge 2850は、800MHzのフロントサイドバスを搭載する2U(約9cm)のデュアルプロセッサ・ソケット・サーバで、最大12GBのメモリをサポートします(将来は16GBまで可)。PowerEdge 2850では、シングルコアまたはデュアルコアのインテルXeonプロセッサがお選びいただけます。 今回のテストでは、3.6GHzのシングルコアと、2.8GHzデュアルコア・プロセッサを使用しました。PowerEdge 2850は、最大6台の内蔵ディスクをサポートし、3個のPCIスロットとオンボードのデュアルGigabit NICを搭載しています。
表1:テストに使用したPowerEdge 2850サーバの構成 テスト中、ファイバチャネルSANに接続するため、2個のPCIスロットにQlogic 2340 HBAをインストールしました。残りの1スロットにはインテル製Gigabit NICをインストールしたので、オンボードのデュアルGigabit NICと合わせると本システムのNIC数は合計3個になります。3個のNICのうち1つはESXサービス・コンソールに、もう1つはVMに、最後の1つはVMotionに割り当てました。また、今回のテストでは、PowerEdge 2850に8GBのRAMを搭載しています。
表2:Dell|EMCストレージの構成 両サーバとも、それぞれ2個のQlogic 2340 HBAを使ってSANに接続しました。2個のHBAを通じてLUNに複数のパスが渡されるため、ESX Serverのフェイルオーバが可能になります。SANストレージには、Dell|EMC CX700を採用。 今回のテストでは、CX700に73GB(10,000回転)のファイバチャネル・ディスクを10台搭載し、そこに複数のVMを作成しました。10台のディスクから5ディスクのRAID 5を2セット構成し(4+1)、それぞれLUNに割り当てています。この2つのLUNにSQL Server、NetBench、LAMP VMをそれぞれ等分したので、各LUNにはこれらが半分ずつ入ることになります。 |
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