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| 互助と情報共有でコミュニティの相乗効果を創出 | ||||||||||
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OSSコミュニティへのメーリングリストの投稿では、どんな点に留意したらよいだろうか。ここでは一般的なことを列挙するので、メーリングリストのローカルルールがある場合はそちらを優先してほしい。 |
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| 投稿する前に必ず自分で調査する | ||||||||||
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マニュアルはもちろん、メーリングリストの過去の投稿、インターネット上のFAQなどを調べてから投稿する必要がある。海外の例だが、簡単な質問に対する返信で「マニュアルを読め!」と一言だけ書かれていたのを見たことがある。 日本ではこうした返信はされないだろうが、メーリングリストは、コールセンターやヘルプデスクとは違うことを忘れてはならない。 また、何かのエラーが発生してエラーメッセージが表示されていたら、たとえ英文であってもその内容を熟読してみよう。解決方法が書いてある場合もあるからだ。 |
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| メールの内容を推測できるような件名にする | ||||||||||
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「教えてください」は使わない方が良い。たとえば、「MySQL5.0のインストール時に○○エラーが発生します」といった、より具体的な内容の記述が必要だ。 |
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| HTMLメールを使わない | ||||||||||
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HTMLメールが正しく表示できない、メールソフトを使っているユーザも存在する。テキストメールを使う方が無難だ。 |
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| 問題の発生している環境を詳しく記述 | ||||||||||
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製品名はもちろん、そのバージョンを「5.0.17」など少数点以下まで詳しく記すことが重要だ。 |
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| 質問内容を簡潔に書く | ||||||||||
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環境の説明や再現手順などは詳細に記されていても、肝心な質問が不明確なために、何か聞きたいのかわからない場合がある。それでは、適切な回答は得られないからだ。 |
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| その他 | ||||||||||
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メールの場合、相手の表情も見えないし、声のトーンもわからない。文章の意図することが何通りにも解釈できる場合があるので、できるだけわかりやすく表現しなければならない。 また、読む側の気持ちを考えて投稿することも必要だ。メーリングリストに投稿するユーザの中には、トラブルを抱えて困っているユーザが多く存在する。そのユーザの質問に対して、別のユーザが解決策を提示して支援しているわけだ。サポートしてもらったユーザは「ありがとう」とお礼の気持ちを伝えれば、また誰か困っていたら助言しようと思うかもしれない。また、助言されたユーザは、感謝の気持ちから、今度は自分が支援してあげようと気持ちになるかも知れない。 このように、互いに助け合い、情報共有できれば、プラスの相乗効果が生まれ、メーリングリストに参加しているユーザのスキルアップにつながるのではないだろうか。 |
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| 最後に | ||||||||||
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PostgreSQLもMySQLもDBとしての機能は完成の域に達しつつあり、商用のDBと比較しても遜色はない。今後は、さらに処理速度の向上がはかられ、さらに安定性を増すだろう。そして、インストールから設定・管理・運用をより簡単にするための機能やツール類が整備されていくだろう。 |
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