第6回:今後求められるシステムとは? (3/3)

ERP  人事管理・給与計算
ユーザ企業の人事管理・給与計算システムの利用実態調査レポート

第6回:今後求められるシステムとは?
著者:クレオ  成瀬 真伯   2006/9/4
前のページ  1  2  3
特定の人に依存しない操作性

   CBMS ZeeM人事給与のメニューは、業務そのものをメニュー化できる操作性を実現しています。

   一般的なパッケージ製品では、メニュー名称やニューの表示順の変更などができるところまでをサポートしていると思います。CBMS ZeeM人事給与ではそれに加え、システムの機能以外の業務をメニュー化することが可能です。

   例えば、書類の回収や上長への確認、規定集の確認など、システムには関係のない業務運用をCBMS ZeeM人事給与に登録することができます。

   よって、業務そのものの流れがシステム内で可視化でき、誰でも業務を遂行できる作りになっております。さらに、各担当者の進捗状況をメニューから確認することができます(特許申請中)。

人事給与完全一元管理

   CBMS ZeeM人事給与は人事情報と給与情報を1つのデータベースで管理しています。個人情報の2重入力やメンテナンスなどの省力化を実現しました。

一元管理化
図3:一元管理化

   また、アンケート結果にある「業務効率化」「セキュリティ」などに該当する機能もあります。


従業員セルフサービス化

   住所変更や家族申請、年末調整の「扶養控除等(異動)申請書」など、従業員がWeb上で自分で作成し提出できます。入力後の読み合わせチェック業務の削減やペーパーレス化など、大幅なコスト削減を実現しております(定型業務コスト削減60%の実績)。


セキュリティ

   Microsoft社の提供する.NET技術を採用することにより、OSのバージョンアップなど柔軟に対応できます。

   また、クライアントのソフトウェア更新は、サーバより一斉配信でき、アプリケーション利用者にやさしく、確実に実施することができます。さらに個人情報保護法を意識し、クライアントからデータベースに直接アクセスさせない3層構造のシステムとすることで、高いセキュリティを実現します。

   このようにCBMS ZeeM人事給与は「やさしい」をコンセプトに、人事部門の視点からシステムを開発し、今後の継続的に機能拡張してまいります。


最後に

   以上がクレオが独自に調査しました人事管理・給与計算システムの利用実態調査レポートとなります。

   一般的な調査報告ではなく、現場に接している関係者としての意見を織り交ぜて、報告してきました。この情報が多少なりとも皆様のお役に立ちましたら幸いです。

   今までご愛読いただき、誠にありがとうございました。

前のページ  1  2  3


クレオ  成瀬 真伯
著者プロフィール
株式会社クレオ  成瀬 真伯
1992年に株式会社クレオに営業として入社以来、中堅〜大手企業向け基幹業務パッケージCBMSシリーズ(会計システム、人事給与システム)の販売に携わる。
その間多くの企業へのシステム販売に加え、販売戦略立案・製品企画などにも参画。現在人事給与システムに特化し、人事給与システムのコンサルティング営業と導入SEを統括管理している。


INDEX
第6回:今後求められるシステムとは?
  はじめに
  今後システム化したい業務について
特定の人に依存しない操作性
ユーザ企業の人事管理・給与計算システムの利用実態調査レポート
第1回 人事管理・給与計算システムの現状
第2回 人事管理・給与計算システム間の連携
第3回 システム、保守・サポートの満足度と問題点
第4回 システムの再構築と統合化の状況
第5回 Webシステムの浸透
第6回 今後求められるシステムとは?

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る