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| セキュリティ管理が大きく成長 | ||||||||||||
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図2は統合運用管理ソフトの管理機能別ライセンス売上高の推移である。 ![]() 図2:統合運用管理ソフトの管理機能別ライセンス売上高の推移 管理機能別のライセンス売上高では、サーバの稼働監視を中心とした統合システム管理が最も多く、2005年で約382億円となっている。次に多いのがジョブ管理で約339億円、さらにネットワーク管理の約184億円が続く。 次に管理機能別の比率を図3に示す。 ![]() 図3:統合運用管理ソフトライセンス売上高の管理機能別比率の推移 図3の比率で見ると、統合システム管理は2005年では23.2%、ジョブ管理は20.6%となっている。ただし、どちらも売上比率は年々低くなっており、全体市場の伸びに追いついくことができていない。 反対に売上比率を拡大しているのが、セキュリティ管理とサービス管理である。 セキュリティ管理は、2005年4月に施行された個人情報保護法によって2005年前後から急激に売上を伸ばしており、2005年のライセンス売上高では前年比32%増の約165億円となった。注目すべきはその比率で、10%を占めるまでに成長している。今後も情報漏洩対策などセキュリティ管理のニーズは益々高まっていくことが予想され、さらに数字は伸びていくだろう。 またサービス管理はITILの機運と絡んで売上を拡大している。2005年では対前年比32.8%増の94億円となり、売上比率では5.7%となっている。今のところサービスデスク製品がほとんどであるが、今後インシデント管理や問題管理など、もう少し踏み込んだ製品の売上が伸びていくことが予想される。 |
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