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| FTPサーバ「vsftp」について | ||||||||||||
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Red Hat Enterprise Linux 4では「vsftp」というFTPサーバが標準添付されています。このvsftpサーバを使用することで、クライアントに対してFTPサービスを提供することができます。 vsftpサーバの主な設定ファイルは以下の通りです。
表3:vsftpサーバの設定ファイル |
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| 匿名ユーザの取り扱いについて | ||||||||||||
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実際にFTPサーバの運用を行う場合、匿名ユーザの取り扱いをどのようにするかを決定し、それに従って設定を行う必要があります。vsftpでの匿名ユーザの取り扱いはvsftpd.confファイルで以下のように登録されています。
表4:vsftpの初期設定での匿名ユーザの取り扱い 匿名ユーザがファイルをアップロードできるようにするためには、/etc/vsftpd/vsftpd.confファイルに「anon_upload_enable=YES」を記述します。また、匿名ユーザでFTPアクセスさせるにはanonftp RPMパッケージのインストールが必要となります。 |
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| 一般ユーザの取り扱いについて | ||||||||||||
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vsftpは、/etc/vsftpd/vsftpd.confファイルに「userlist_enable=YES」が設定されている場合にvsftpd.user_listを読み込みます。この設定を行うことで、同ファイルに記述されているユーザからのアクセスを拒否することができます。 |
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| 実際に設定ファイルを変更する前に | ||||||||||||
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Red Hat Enterprise Linux 4のデフォルトのFTPサーバであるvsftpの設定ファイル/etc/vsftpd/vsftpd.confでは、様々な設定を行うことができます。このとき、初期状態がどうだったを後で判断できるように必ずバックアップをとっておくことをお勧めします。
# cd /etc/vsftpd
もしバックアップを取っておらず、初期状態の設定値がわからなくなってしまった場合には、vsftpd.confファイルのマニュアルから確認することができます。 |
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