上で紹介した「カスタマイズ」のダイアログの中で、「タイプ」属性を選択して、画面右側の「編集」ボタンをクリックすると、下記の「フィールドの変更」ダイアログが開きます。
図4:「フィールドの変更」画面 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
この列挙型のプロパティに関して、表4のような変更を施すための手順を説明します。
Defect |
既定の列挙値で、日本語では「障害」と表示されている。変更しない |
Suggestion |
既定の列挙値で、日本語では「提案」と表示されている。表示しないようにする |
Risk |
新規の列挙値で、日本語では「リスク」と表示することにする |
表4:アイコンと属性の性質
まず2列目に表示されている「Suggestion」を選択して、画面右側の「無効」ボタンをクリックすると図5のようになります。
図5:「Suggestion」の選択 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
今度は画面右側の「追加」ボタンをクリックすると、下記の「値の追加」画面が開きます。
図6:「値の追加」画面
コードはデフォルトで表示されている「101」のままで、「名前」には英文字で「Risk」と入力して、「OK」ボタンをクリックします。すると図7のように新しい列挙値が追加されます。
図7:新しい列挙値の追加 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
このままでは新しく追加した列挙値に対して、日本語表示名が設定されていません。そこで画面下部の「翻訳」ボタンをクリックして、「翻訳フィールド」画面を開きます。
図8:「翻訳フィールド」画面
画面上部の「言語」プルダウンから「日本語[ja]」を選択してください。次に「Risk」を選択している状態で、画面下部の「編集」ボタンをクリックすると「列挙値の翻訳」画面が表示されます。
図9:「列挙値の翻訳」画面
図9の「翻訳テキスト」欄に「リスク」と入力して「OK」ボタンをクリックすると、図10のように日本語表示名が設定されます。
図10:日本語の表示名の確認
これで「OK」ボタンを押して表示を進めていくと、プロパティの変更ができます。
確認のために、「変更要求の新規作成」フォームの中で「タイプ」のプルダウンを開いてみると、図11のように日本語で表示されています。
図11:「タイプ」に「リスク」が追加 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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