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Borland StarTeamによる構成管理

第5回:StarTeamのカスタマイズ
著者:ボーランド  富山 義明   2006/6/27
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新規プロパティの追加

   「カスタマイズ」画面の右側にある「追加」ボタンをクリックすると、下記の「フィールドの追加」画面が開きます。
「フィールドの追加」画面
図12:「フィールドの追加」画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   「タイプ」のプルダウンでは、次の6種類の型のプロパティを指定することができます。

タイプ 設定内容
日付/時刻 日付時刻データ
列挙値 列挙値のセットから選んだ1つの値
整数 9桁までの整数
実数 数値データ(精度については使用しているバックエンドデータベースに依存)
テキスト 指定した長さの文字列
ユーザーID StarTeamサーバに登録されているユーザ

表5:プロパティの指定

   新しい列挙型のプロパティを、下記のような設定で作成してみましょう。

フィールド名 Usr_DetectedStage
表示名 DetectedStage
日本語表示名 検出ステージ

表6:新しい列挙型のプロパティの設定

   列挙型のデータとしては、表7のようなものを作成します。

コード 名前 日本語訳
100 DesignReview 設計レビュー
101 CodeReview コードレビュー
102 UnitTest ユニットテスト
103 CombinationTest 結合テスト
104 SystemTest システムテスト
105 Staging ステージング
106 Production 運用環境

表7:列挙型のデータ

   操作は単純ですがステップは多いので作成後の結果だけ表示すると、図13のような画面になります。これで新しいプロパティが追加されました。

作成後の結果
図13:作成後の結果
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

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ボーランド株式会社 富山 義明
著者プロフィール
ボーランド株式会社  富山 義明
プロダクトビジネス本部 プロダクト・マネージャ
東京大学大学院理学系専攻科博士課程中退、理学修士。1992年日立CE(現日立IT)入社後、セキュリティビジネスセンタ長等を経て、2000年外資系企業へ。2003年、ボーランドに入社し、その後、アプリケーション開発の管理系製品の説明で国内を飛び回っている。


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第5回:StarTeamのカスタマイズ
  今回は
  既存プロパティの修正
新規プロパティの追加
  フォームのカスタマイズ