LINEヤフー、Messaging APIを利用したメッセージ既読機能を全ユーザ向けに開放

　LINEヤフーは11月5日、Messaging APIを利用したメッセージ既読機能を全ユーザ向けに開放した。

　これまでは、所定の申請などを行った法人ユーザのみが使用できる「既読API」でのみメッセージに既読をつけることができた。今回のリリースにより、誰でもメッセージに既読をつけられるようになった。

　ユーザから送られたメッセージに既読をつけるには、メッセージの既読トークンを取得したのち、「メッセージに既読をつける」エンドポイントを使用する。ユーザがLINE公式アカウントに対してメッセージを送ると、LINEプラットフォームからボットサーバーに対してWebhookのメッセージイベントが送信され、このイベントオブジェクトにメッセージに既読をつけるためのmarkAsReadTokenプロパティ（既読トークン）が含まれている。メッセージに既読をつけるには、取得した既読トークンを用いて、「メッセージに既読をつける」エンドポイントを使用する。

　なお、既読API（旧）は引き続き使用できるが、ユーザからのメッセージに既読をつける処理をこれから実装する場合は、Messaging APIの「メッセージに既読をつける」エンドポイントを使用するよう推奨されている。「メッセージに既読をつける」エンドポイントは申請なしに使用でき、またチャット機能との併用も可能。

(川原 龍人/びぎねっと)

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