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最新CMS導入ガイド〜ビジネスCMSの可能性〜 |
第2回:CMSによるサイト更新
著者:彼方 金子 明敏 2006/2/17
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承認
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次に、制作されたページを承認するフェーズに移ります。
「ALAYA」から配信された制作完了報告メールを受け取った広報課長がCMSにログインし、目的のページの内容を確認して、承認を行います。
内容に不備のある場合は差し戻しを行います。その際、差し戻しの理由を記入して、新たな締め切り期限を設定します(図14)。
図14:内容承認作業 - 差し戻し (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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公開
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最後に「制作・承認」されたページを公開するフェーズに移ります。ここでは「承認」と「公開」を同じ広報課長が行うというケースで説明します。
配信スケジュールの登録画面を開き、日時分単位(あるいは即時実施)で公開または非公開(取り下げ)のスケジュール予約を行います(図15の1)。
図15:公開作業 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
配信するページを選択し(図15の2)、配信スケジュール登録を実行します。
登録時刻が来ると配信処理が自動実行され、その結果がメールで連絡されます。
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サイト更新のためのその他の機能
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ここまでで、CMSでページを制作し公開するまでのひと通りの流れを説明しました。
「ALAYA」には、さらにこのようなCMSによるサイト更新をサポートする以下のような管理機能があります。
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サイトマップ機能
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サイトマップ機能はサイト内のページの更新状況を視覚的に把握できる管理者向けの機能です(図16)。
図16:サイトマップ機能 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
ディレクトリごとの情報を表示し、さらに配下の各ページの確認・修正、公開・非公開設定などへ移ることも可能です。
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コンテンツ一括登録機能
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コンテンツ一括登録機能はキャンペーンページや商品ページなど、本サイトのCMSのデザインテンプレートを適用しない一群のページを、まるごとCMSに登録するための機能です。
「ALAYA」では、この機能をクライアントアプリツール「コンテンツ一括登録マネージャー」としてオプションで提供しています。
「コンテンツ一括登録マネージャー」は、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で登録されたHTMLファイルやディレクトリを解析し、必要なファイルを自動的に取り込みます。
図17:コンテンツ一括登録機能 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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次回予告
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いかがでしたでしょうか。
CMSは、日々サイトを更新していくために必要な機能はもちろんのこと、作業を簡易化・効率化することと適切な管理を両立させるための様々な機能を備えていることがおわかりいただけたと思います。
次回からは、ビジネス用途へのCMSの導入・活用のポイントを2回に分けて説明いていきます。「ビジネスで使うCMSの最新トレンド」の総論と「アクセシビリティ」に関する話題を紹介します。
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彼方株式会社
1995年よりWebマガジン「teleparc:テレパーク」(運営:富士通)の企画・制作・運営を行っていたテレパーク編集部が母体となり2001年に独立。企業・自治体サイトから中田英寿オフィシャルホームページといったエンターテインメント系サイトまで、自社製CMS を主軸にきめの細かいソリューションを提供中。
http://www.kanata-jp.com/
彼方コンテンツマネジメントシステム「ALAYA(アラヤ)」
10年以上にわたるWebサイト構築・運営経験を元に、制作現場のニーズを反映し開発したコンテンツマネジメントシステム。Webサイト運営の効率化はもとより、アクセシビリティ・コンプライアンス・情報セキュリティといった近年のWebサイトに求められる要件にお応えします。
http://www.kanata-jp.com/product/index.html
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著者プロフィール
彼方株式会社 金子 明敏
1995年から10余年にわたるWebサイト構築・運営のノウハウを活かし、自社開発したコンテンツマネジメントシステム「ALAYA」のプロダクトマネージャ。
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