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最新CMS導入ガイド〜ビジネスCMSの可能性〜

第6回:CMSの拡張と可能性
著者:彼方  金子 明敏   2006/9/25
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CMSの、その「先」

   CMSの定義について、本連載の第1回で以下のように述べました。

   ——CMSは、ウェブサイトや携帯サイト、イントラサイトなどを構成するテキストや画像、動画や音声などのコンテンツファイルとデザインやルールなどのレイアウト情報を保存・一元管理し、編集・配信するシステムまたはソフトウェアの総称です。

   CMSは、「IN=コンテンツとレイアウト情報」「OUT=配信(公開)先」をどのように設計可能にするか、またどのように他システムと連携をとるかによって、多様な可能性をもっています。

   「ビジネスCMS」はこのような拡張性を考慮したシステム設計がなされており、それらはすぐに利用可能なオプションやカスタマイズによって提供されています。適用範囲もWebコンテンツやWebサイトにとどまりません。「第1回:CMSとは」の「CMSの種類と動向」でも触れていますが、これは「コンシューマCMS」と「ビジネスCMS」の大きな相違点でもあります。

   では、これらを具体的に見ていきましょう。

CRMサポート

   インターネットの普及と高速化に伴い、企業の経営手法の1つとして重視・強化されてきたものにCRMがあります。顧客をマスではなく個々人の嗜好や属性に基づいて捉らえ、その関係を継続的に持つことで顧客満足度を高め、その結果として売り上げや利益を高めようとするものです。インターネット上でCRMを展開することを考えると、その基本ツールとなりえるものとしては次の3つがあげられるかと思います。

  1. 企業から顧客への接点としてのメールマガジン
  2. 顧客から企業への接点としてのWebサイト
  3. 顧客の声を集める装置としてのWebアンケート

表1:CRMを展開する上での基本ツール

   CRMの一環としてのこれらを活用する場合、CMSが実現するソリューションを「ALAYA」の例から紹介します。


メールマガジンとCMSの連動

   メールマガジンを顧客囲い込みの手段として機能させるには、顧客の属性に応じた的確な内容のメールマガジンを定期的あるいは適時に制作・発信することが欠かせません。また顧客1人ひとりに直接届くものだけに、Webサイトと同様にその内容・配信日時、そして配信対象についてをもワークフローにそった管理を行う必要があります。

   ALAYAでは、CMSとメールマガジンシステムとを連携させた「メールマガジン配信管理機能」をオプションで提供しています。一括登録あるいは顧客自身が登録・変更した会員情報から配信先を任意にフィルタリングし、ワークフローにそったメール配信を行います。

   メールマガジンの原稿には、Webサイトの更新情報からピックアップしたコンテンツを利用することもできため人的負荷を抑制し、無理のない運用でWebサイトへの効果的な誘導を実現します。

メールマガジン配信機能
図1:メールマガジン配信機能
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

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彼方株式会社
1995年よりWebマガジン「teleparc:テレパーク」(運営:富士通)の企画・制作・運営を行っていたテレパーク編集部が母体となり2001年に独立。企業・自治体サイトから中田英寿オフィシャルホームページといったエンターテインメント系サイトまで、自社製CMS を主軸にきめの細かいソリューションを提供中。
http://www.kanata-jp.com/

彼方コンテンツマネジメントシステム「ALAYA(アラヤ)」
10年以上にわたるWebサイト構築・運営経験を元に、制作現場のニーズを反映し開発したコンテンツマネジメントシステム。Webサイト運営の効率化はもとより、アクセシビリティ・コンプライアンス・情報セキュリティといった近年のWebサイトに求められる要件にお応えします。
http://www.kanata-jp.com/product/index.html

彼方株式会社  金子 明敏
著者プロフィール
彼方株式会社  金子 明敏
1995年から10余年にわたるWebサイト構築・運営のノウハウを活かし、自社開発したコンテンツマネジメントシステム「ALAYA」のプロダクトマネージャ。


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INDEX
第6回:CMSの拡張と可能性
CMSの、その「先」
  会員属性別Webサイト
  ECサイトのSEO/SEM
最新CMS導入ガイド〜ビジネスCMSの可能性〜
第1回 CMSとは
第2回 CMSによるサイト更新
第3回 ビジネスで使うCMSの最新トレンド 〜 前編
第4回 ビジネスで使うCMSの最新トレンド 〜 後編
第5回 事例からみるCMSの導入効果
第6回 CMSの拡張と可能性